2015/03/12 8:47:12

2015年新型MacBook

2014年からずっと新型MacBook Airとして噂されていたのは、Macbook airではなく、Macbookだった。Macbook AirはCPUを載せ替えてRetinaディスプレイは搭載されたものの、Macbookほどのインパクトはなかった印象だ。

新型Macbookについては、MacBook Airとして噂されていたことと、あまり相違がない印象だ。当サイトでも紹介していたことは、全てそのまま実現している印象だ。

画面は12インチのRetinaディスプレイで、2304x1440(226ppi)。BroadwellのCore Mプロセッサを搭載することで、ファンレス化された。Appleでは初のファンレスだ。SSDが搭載されているわけだから、無音のMacBookになったわけだ。

クリック機能のないトラックパッドも採用され、また、インターフェイスも、USB-Cと、ヘッドフォンジャック、デュアルマイクだけになった。この辺も噂通りだ。

USB-Cで充電しながら、HDMIに出力したり、USBのディスクを繋いだりするには、オプションでアダプタが用意されている。

インターフェイスが減ったり、クリック機能のないトラックパッドになったりしたおかげで、MacBook Airより薄くなった。最厚部で13.1mmという。このくらい薄いと、大丈夫なのか?と思うところだが、恐らくMacBookの場合は、アルミの筐体がかなりしっかりしているから、少々のことでは問題ないだろう。

NECのLavieの薄くて軽いPCの場合、薄さ軽さと引き替えに、やや強度不足があるようで、カバンに入れていたら液晶がわれたなんて、笑えない話を聞いたことはあるが、MacBookのその点は、実際には触ってみないと分からないが、恐らく問題なさそうだ。

バッテリーは、最大9時間の駆動時間を実現している。Appleが発表する駆動時間は、実際と、そんなに大きく変ることはないから、文字入力やWeb閲覧などであれば9時間弱は使えるのだろう。

重量は、0.92kgであることを考えれば、十分だろう。個人的な意見だが、幅が280.5mmと、30cmを大きく下回っているのは、とても嬉しい。正直なところ幅が30cmを超えると、A4サイズの書類が入るようなカバンだと、入らなかったり入れずらかったりするし、カフェなどでも、妙に大きく感じる。

逆に30cmを切ると、こじんまりした感じで、外ではとても使いやすい。ほぼ筐体いっぱいいっぱいに画面も広がっているので、画面の狭さはあまり感じないのではないだろうか。

いずれにしても、使い勝手は、近々各サイトでレビュー記事が上がってくるだろうから、このサイトでも紹介したいと思う。恐らく、MacBook Airではなくて、MacBookとして、このモデルが販売されるのは、このCore Mプロセッサを搭載したことが最大の理由なのではないだろうか。

Core Mプロセッサ故に・・・

ところで、新型MacBookに搭載されたCore Mは、どうしても非力なプロセッサだ。ノートパソコンより遅くて、タブレットよりは速いくらいだろう。もともとMacBookは、入門者向けな製品だから、そんなに速くなくてもいいのだ。ところが、MacBook Airとなると、かなりの人が普通に仕事に使っている筈だ。

となると、ある程度パワーが必要で、そうなると、Core Mプロセッサでは、十分なパフォーマンスがでなかったのだろう。筐体自体は、MBAを超えているから、本来ならMBAとして販売したかったのではないだろうか。ところが、パフォーマンスがでない・・・仕方がないからMacBookとして出した・・・と言うところでないかと勘ぐってしまう。

実際、薄さの為に、キーボードも犠牲になっているようだ。好みの問題なので、評価は分からないが、薄くするために、最大限の努力はしているだろうが、打鍵感などに違和感はありそうだし、トラックパッドのクリック機能がなくなったことも、薄さとのトレードオフだろう。

インターフェイスの少なさに不満な人も多いだろうが、この筐体に、あれこれケーブルが刺さっていること自体が、美しくない(^_^;

やはり、このようなデザインの筐体なら、何のケーブルも刺さっていない状態で使いたいし、アップルのデザイナーもそんな風に思っているのではないだろうか。

個人的には、モバイル用途であれば、CPUにパフォーマンスの高さは求めないし、それよりは、薄さや静音さの方が大事だし、キーボードも、そこそこの打鍵感があればいい。それで軽くてバッテリーが一日持つのなら全く文句はないのだが、一般的にはそうもいえないのだろう。ましてや現MacBook Airよりもパフォーマンスが落ちることがあったら、何を言われるか分からない。

このあたりが、MacBook Airではなく、MacBookとして登場したわけではないだろうか。

SIMが刺さることは今後もないのか

ところで、LTEだ。日本でも格安SIMが普及し始めたこともあるからそろそろSIMスロットをつけて貰いたいという話を以前書いていたが、当然の如く、SIMスロットはなかった。これは、Appleのサイトを見ていて思ったのだが、将来的にも、あまり期待できなさそうな印象だ。

なぜなら、アップルでは、恐らくWiFiがつながらない場所では「iPhoneのテザリングを使いましょう」ということを提案しているようだ。

Macbookを持っているようなユーザーは、だいたいスマホを持っているんだから、スマホのテザリングで必要十分だと考えているのではないだろうか。そうだとすると、今後も、SIMフリーMacbookが登場することはあまり期待できないと思うのだが、どうだろう?

いずれにしても、モバイル用途ではかなり食指の動く仕上がりに感じる。あとは、価格をどう考えるかだろう。

安いモデルで148,000円、高いモデルで184,800円という価格をどう見るかだろう。

モバイル用途というと、どんな使い方をするのだろうか。筆者は、だいたい、Evernoteとブラウザがあれば、事足りるようなことしかしない。これだけだと、使ったことはないが、Chromebookでも全く問題ないと思われる。

Chromebookもだいたい10時間程度バッテリーは持つし、起動もMacのスリープからの復帰と遜色ない。重量は、1.3~1.4kgと新型MacBookと比較すると重いが、持ち運ぶのに困るような重さでもない。画面の解像度や、筐体の大きさなどは圧倒的にMacBookが優位だが、価格はChromebookはかなり安い。新型MacBookを買うお金があれば、Chromebookは、4~5台買えてしまうのだ。

また、大きさ的に見ると、VAIO Pro 11が近いわけだが、VAIOの方が軽い。タッチパネル付でもVAIOの方が軽い。CPUは、VAIOの方は一世代前だが、たぶん速い。価格も10万円そこそこから買えるVAIOの方が安い。MacBookのような美しさはないかもしれないが、全体的に見ると、VAIO Pro 11の方がいいんじゃないかと思ってしまう。解像度はMacBookの方が高いし、厚さも若干MacBookの方が薄い。バッテリー駆動時間はそんなに変らない。

ただ、そんな話を知人に話したら「それは無い!」とキッパリ否定されてしまった。MacBookとはそういう人が求める何かがあるのだろう。そして、筆者も、新型MacBookを目の前に見てしまったら、欲しくなるのだろう。そんな気がする。いちいち恰好いいと思わせる製品作りは、さすがにアップルだ。

2015/03/12 8:47:12

にほんブログ村 PC家電ブログ パソコン・周辺機器へ

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます。

  • HP EliteBook Folio G1はMacbookのようで十分速い!HP EliteBook Folio G1はMacbookのようで十分速い!
    HPからMacbookのWindows版とも言えそうなモバイルノートパソコン。早速届いたのでレビューしていく。高さは12.4mmで重さは970gファンレスPCだ。Core M搭載でUSB-TypeCで充電などまさにMacbookのWindows版だ。しかも4K液晶モデルもある。
  • VAIO S11は15時間駆動・SIMフリーVAIO S11は15時間駆動・SIMフリー
    VAIO S11はビジネス用途の11インチノートパソコンだ。バッテリーで約15時間駆動する他、LTEモデルもある。SIMフリーでドコモのクアッドバンドに対応している。
  • おすすめノートパソコン比較ランキングおすすめノートパソコン比較ランキング
    おすすめの最新ノートパソコンを比較。安いノートパソコンから高性能ゲーミングノートパソコン、モバイルノートパソコン、さらにはクラムシェル型ノートPCから2in1などをそれぞれ比較紹介
  • 格安スマホ比較!おすすめ格安スマホは1,980円~格安スマホ比較!おすすめ格安スマホは1,980円~
    格安スマホでスマホ代は本当に安くなるのでしょうか?今なら月額1,980円からのプランが中心になっており間違いなく格安だ。安かろう悪かろうではないの?格安スマホに変更したいけど難しくない?など格安スマホの疑問を解消!