投資で使うなら複数の光回線という選択もある!
株式投資やFXなどのトレーダーがパソコンのモニターを6枚くらい並べている写真をみることがあるが、彼らにとっては情報は命だ。
そのモニターに表示されている情報を元にトレードする。
従って、ネット回線が途切れると話にならない。ましてやネット回線を通じて取引するわけだから、高速回線である方がいい。
高速で且つ安定した回線が必要だ。
光回線は、自宅に敷く回線としてはその条件を満たしている。しかし、光回線といっても、全く繋がらないことはある。
物理的に繋がらなくなった場合は、どうしようもないが、上位設備の影響で繋がらないこともよくある話だ。
ネットで映画を観ているくらいなら、よくある話だで済むところだが、これがトレードともなると、一度に失う金額は計り知れない。
そのため、複数の回線を用意している人もいる。
光回線には、NTTのフレッツ光以外にもNURO光やauひかり、他にも地方によっては存在する。例えば関西ならeo光、東海地方ならコミュファ光という光回線は人気の光回線の一つだ。
フレッツ光以外の光回線の場合はプロバイダーを別途契約する必要がないことが多い。必要がないというよりは選択できない。
逆にフレッツ光はプロバイダーを選択できる。もちろん、光コラボの、例えばビッグローブ光のような光回線だとプロバイダーがセットになってしまっているので、この場合はBIGLOBE以外は選べない。
何故、こんなことを書いているのかというと、光回線が繋がらない理由の多くは物理的な問題よりは、プロバイダー側に問題があることが多い。簡単にいえばユーザーを捌ききれなくなっていることが多々ある。
もし一度回線の接続を停止して繋ぎなおしたら、通常通りに繋がったというのであればいいが、そうでないこともある。
フレッツ光は2セッション使えるので2社と契約するのもアリ
そういった場合に備えて、フレッツ光ならプロバイダーを2社契約しておくという方法もある。
ちなみにフレッツ光なら2セッション使えるため2社とも同時に接続することもできる。このように比較的安価なバックアップ回線としても利用できるのだが、これがフレッツ光の設備に問題となれば、もはやプロバイダーがどうしようが関係なくなってしまう。
そのため、もし予算的に余裕があるのなら、更に別の光回線を契約しておくという方法もありだろう。
光回線だけでは不安だというのであれば、CATVに、モバイル回線のWiMAXなどまで用意しておけば、いざというときに助かるだろう。
ちなみにフレッツ光のプロバイダーだけを追加するのであれば、追加の月額で1,000円程度の支出ですむ。安いプロバイダーなら500円/月ほどだ。光回線をもう一つとなると5,000円以上は必要で、モバイル回線となると更に5,000円と増えていく。
フレッツ光と、別の光回線一つ、そしてWiMAX。加えてフレッツ光はプロバイダーを2社。ここまですればほぼ完璧だ。というか、これ以上の対策はなかなか難しいだろう。
しかし、月額の費用としては2万円もしない筈だ。トレーダーとしてネットを利用しているのであれば、このくらいの投資をしておいても損はないのではないだろうか。