光回線の比較

いつからかインターネットを自宅や外出先で使うことはパソコンのヘビーユーザーなら当たり前のようになり、スマホの登場でほとんどの人がどこかでインターネットに接続してデータ通信をするようになっている。

データ通信をするとなると、何らかのインターネット回線が必要だ。

ここでは、自宅などに光回線などを引く固定回線と、WiMAX2+に代表される高速モバイル通信サービスを比較しながら紹介していく。

光回線は大きく2社

光回線と一口に言っても光回線にもいくつかの会社が提供しているが、大きくは2社だ。

NTT東日本、NTT西日本によるフレッツ光と、auのauひかりだ。

自宅まで光ファイバーのケーブルを敷く必要があるため、沢山の会社があるわけではないのだ。それでも首都圏等なら上記2社以外にもいくつかの光回線を比較検討することができる。

NURO光が最有力だろう。NURO光はエリアの狭さがネックだったが首都圏と関西圏に加えて東海・九州もサービスエリアとなった。

それ以外の光回線は基本的には地域特化型だ。例えば、関西地方ならeo光、東海地方ならコミュファ光だ。この2社はauひかりと提携しているため、それぞれの地域ではauひかりのエリア外となっている(但し、auひかりを契約している場合と同様にauスマートバリューなどの割引サービスは受けられる)。

従って、実質的にはフレッツ光とauひかりの一騎打ちで、NURO光がそこに割り込もうとしているところだ。

余談だが、ソフトバンク光というのは、フレッツ光の光コラボを利用したサービスなのでフレッツ光の回線を利用している。

なお、フレッツ光が最もエリアが広くほぼ全国を網羅している。auひかりは提携エリアもあるためフレッツ光よりはエリアが狭い。

光回線といえばフレッツ光が一番人気

NTT東日本、NTT西日本によるフレッツ光が光回線では一番人気だ。

光回線のシェアでも全体の約7割がフレッツ光の回線となっている。その内の4割は光コラボによるものだから光コラボだけでも全体の3割に達する。

フレッツ光が他の光回線と比較して人気なのはエリアの広さと、古くから提供されているためであろう。

都市部でも、集合住宅の場合はその集合住宅が対応している光回線しか使えないことになるが、その点でもフレッツ光が対応していることが多い。

従ってフレッツ光以外の光回線の選択肢がない人も少なくない。例えばNURO光を使いたいと北海道の人が思ってもどうしようもない。

加えて、フレッツ光は代理店同士でも競争をしているためキャンペーンが充実している。そして、光コラボだ。光コラボが登場したことで更にキャンペーン合戦が活発になっている。

さらに後述するが、光コラボも2019年7月から再転用という仕組みが加わり、更に競争が激化してきているので、お得に光回線を利用するならフレッツ光及び光コラボがおすすめだ!

ただし、フレッツ光の速度は最大1Gbpsとなっている。他社では最大10Gbpsの光回線サービスを提供しているエリアもあるのだ。ただし、他社でも大半のエリアでは1Gbps程度であったり、マンションタイプなら更に遅くなるので、デメリットになり得ない人の方が多いだろう。

光コラボで光回線の選択肢が急増!

スマホの回線は、ドコモ、au、ソフトバンクの3社しかないが、最近は格安SIMとしてその3社の回線を利用したMVNOと呼ばれる会社(プロバイダー)がサービスを提供している。

光回線でも同様に、フレッツ光の光回線を利用したサービスが沢山登場している。それが光コラボだ。

光コラボの中でも一番人気はドコモ光だ。続いてソフトバンク光となっている。

いずれもドコモのスマホ、ソフトバンクのスマホを使っている人が契約すると料金が割り引かれるため、それらのスマホを利用しているユーザーならまず最初におすすめする。

この2社だけで光コラボ全体の約7割を占めている

一方で、格安SIMを使っているユーザーなら、それぞれのプロバイダーでも光コラボの光回線を提供している可能性がある。例えばBIGLOBEならビッグローブ光、OCNならOCN光のように大手プロバイダーならサービス提供していることがほとんどだ。

これらの光コラボの光回線は総じてもともと格安だし、格安SIMと組み合わせることで更に割引が適用されるので、スマホと光回線は同じプロバイダーで契約する方がおすすめだ。

光コラボでは、2019年6月末までは、光コラボ事業者から光コラボ事業者への変更の為には一旦解約して再契約する仕組みで、そのため、工事費が新たに発生していた(工事費が発生する意味が理解できないが・・・)。

ところが2019年7月より、再転用という仕組みが加わり、光コラボ事業者への変更の際には工事費が不要となった。

このことにより、ユーザーは容易に光コラボ事業者間で切り替えることができるようになった。従って、光コラボ事業者は、ユーザー獲得のために様々なキャンペーンを実施している。

また、光コラボなどフレッツ光回線にしておくことで、再転用を利用した乗り換えなど盛りようできることから、よりお得に光回線を利用できるようになるはずだ。

従って、特にこだわりがないのなら光回線でおすすめはフレッツ光を利用した回線ということになる。

速い光回線のauひかり

フレッツ光が、光コラボレーションを始めるきっかけになったのが、このauひかりだろう。

auスマートバリューというサービスだ。

ドコモ光やソフトバンク光がフレッツ光を利用しているのに対し、このauひかりは、KDDIだけあって独自の回線を敷く。

さすがにフレッツ光には及ばないが、広範囲で利用できる。

また、速度面でも下りで最大5Gbpsや10Gbpsという桁違いの高速回線のサービスも提供している。但しまだまだ対応エリアが限定されており、多くのエリアは1Gbpsとなっているので、アドバンテージは大きくはないだろう。

ドコモ光やソフトバンク光なのは、スマホのドコモユーザー、ソフトバンクユーザーが利用した場合に、料金の割引が受けられるからだ。トータルで計算するとやはりスマホと光回線は同じブランドで統一した方が安くなる。

従って、スマホでauを使っているのなら、auひかり、もしくはauひかりの提携回線にしておいた方が安くなる可能性は高い

NURO光は下り最大2Gbpsが標準速度

速い光回線といえば、So-netの光回線がNURO光だ。他社は下り最大1Gbpsが標準であるがNURO光ではBPONという技術により2Gbpsを実現している。

サービスエリアは関東圏だけだったのが、ようやく関西・東海・九州もサービスエリアとなっている。

最近では、まだ狭いエリアだけだが10Gbpsのサービスを開始している。

NURO 光 キャンペーン

料金
初期費用3,000円
基本工事費40,000円(30回分割)
実質無料
初月4,743円(日割)
2~31ヶ月目4,742円
32ヶ月目以降4,743円
キャンペーン内容35,000円キャッシュバック
基本工事費実質無料
2年総額24,905円

NURO 光ではNURO 光 G2 V(戸建て/マンションミニ)新規入会・コース変更最大で35,000円キャッシュバックのキャンペーンを実施している。開通から4ヶ月後にキャッシュバックされる。

基本工事費40,000円が必要で工事費は開通の翌月から30回に分けて請求されるが、このキャンペーンにて月額料金が1,334円割引されるので実質的には無料となる。

インターネットやNURO 光 でんわの接続設定、メールソフト設定、セキュリティソフトの設定などインターネットに関わる設定サポートが無料となっているので、パソコンに詳しくない人でも安心だろう。

NURO光は現在、関東・東海・関西・九州エリアで提供されているが、対象地域はフレッツ光のように広くはないので申し込みの際は注意が必要だ。

おすすめの光回線はこれだ!

ここまで長々と書いてきたが、結局どの光回線がおすすめなんだ?という疑問が残っているかもしれないので、まとめておこう。

実効速度で選ぶならNURO光がおすすめ!

まず、光回線だが回線自体は大きな違いはない。

確かに、回線速度は速い方がいいのかもしれないが、特殊な利用をするのではなければ、どれを選んでもさほど違いなく速い。

ただ、NURO光は他社の光回線と比較すると、恐らく実効速度は速いと思われる。こればっかりは敷いてみないと分からない部分も多いのだが、技術的には実効速度が速いはずなのだ。従ってNURO光のエリア内で速さを求めるのならNURO光を選んでみてはどうだろうか?

加えて、フレッツ光などはユーザーが多いことから、夜間のトラフィック集中でかなり遅い速度しか出ない地域も存在する(プロバイダーも影響するので一概にはフレッツ光だけの問題とは言え ないし、IPv6で接続すれば速い可能性もある)。その点ではNURO光はまだまだユーザー数が少ないこともありトラフィック集中も少ないと考えられるので、速度面を重視するのであれば、NURO光は最もおすすめの光回線だ。

料金で選ぶならスマホのキャリアと合わせるのがおすすめ!

速さはさほどこだわりがないのであれば、料金ということになるのだろう。

ただし、基本的に定価ベースの料金は各社さほど差は無いのでキャンペーンなどでの割引の有無が決め手になりそうだ。

かなりざっくりしたおすすめになるが、もし、スマホを家族で揃えて使っているのであれば、そのブランドにあわせることをおすすめしておく。

ドコモならドコモ光、ソフトバンクならソフトバンク光、auならauひかりだ。

ただし、ソフトバンクの場合はNURO光を選んでも割引を受けることができる

また、格安SIMでもBIGLOBEモバイルならビッグローブ光、ニフモなら@nifty光というように、大手の格安SIMのMVNOなら光コラボでの光回線サービスを提供しているので、それらを利用することが、光回線とスマホをあわせたトータルの支払額としては最も安くなる筈だ。

加えて、ドコモ光の場合は、プロバイダーや代理店がキャンペーンを実施しているので、それらを利用して契約すれば、更にお得度は増すはずだ。

もしスマホが家族で統一されていないとか、しょっちゅうMNPをするなどで乗り換えをしているのであれば、単純に光回線だけで選んで問題ない。

無難な選択をするのならフレッツ光がおすすめ!

この場合、どこがおすすめなのか?ということになるのだが、無難なのはやはりフレッツ光だ。

フレッツ光ならプロバイダーを多くの選択肢の中から選ぶことができる

プロバイダー選びは、光回線の速度にかなり大きく影響してくるため、選択肢は多い方がいいのだ。

auひかりなら7社しか選べないし、NURO光は選べない。フレッツ光でも光コラボだと殆どの場合は選べない。

auひかりのように大手プロバイダー7社から選べれば実際には問題ないのだが実際には一度選んだプロバイダーは変更できない。これは多くの光コラボも同様だ。

選べないとなると、仮に思ったパフォーマンスがでない場合解約しないといけなくなり、余計なコストがかかってしまう。その点プロバイダーを変更できる場合は、プロバイダーを変えただけでかなり改善される可能性が高いのだ。

従って、プロバイダーを選べるフレッツ光をおすすめしたい。また、光コラボならドコモ光が比較的プロバイダーの変更がしやすくなっているし、キャンペーンも充実しているのでドコモ光をおすすめしたい!

ちなみに筆者は、フレッツ光+@niftyを使っている。ドコモ光に乗り換えてもいいかな?と思っているが、面倒なので、そのまま使っているという消極的な理由だ。

更新日:2019/10/08 12:26:07
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