フレッツ光のプロバイダの選び方

プロバイダ

フレッツ光は物理的な光回線であるため別途プロバイダと契約する必要がある。もしくは、プロバイダを通じてフレッツ光を申し込むこととなる。

後者の場合は、プロバイダにフレッツ光の回線使用料を一緒に支払えるため面倒が少ない。今なら光コラボを利用した方が安価になりやすい。

プロバイダ選びは、料金のみならず通信速度にも影響するため慎重に選びたいところだが、フレッツ光に対応しているプロバイダは300社以上存在しているので、その中から選ぶのは大変だ。

このページではおすすめのプロバイダを比較しながら紹介しているので、プロバイダ選びの参考になれば幸いだ。

フレッツ光のプロバイダ比較のポイントは速度と料金?!

300社以上もあるプロバイダなので、一長一短がある。そのためプロバイダを比較するには、何を基準に比較するかを決めておかなくてはならない。

プロバイダ比較のポイント

  • 料金
  • 通信速度
  • サポート

サポートについては、気になる人は気になるのかもしれないが、筆者のように気にならない者は全く気にならない。

また、大手プロバイダは概ねそれなりのサポート態勢をしいているので、あまり比較する必要もないだろう。

そういう意味では、プロバイダ比較のポイントは、料金と通信速度の2点となるだろう。

フレッツ光の通信速度が遅いと感じているのなら・・・

フレッツ光には色々なプランがあり、また、プラン名が似ているので、とても分かりにくい。NTT東日本と西日本では微妙に名称が異なっているので、余計にややこしい。

戸建てタイプのプランと速度の一覧が下記の通りだ。マンションタイプの場合でも以下のプラン名のファミリーという部分をマンションに置き換えれば同じだ。

プラン名最大受信速度
フレッツ 光クロス10Gbps
フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ1Gbps
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ1Gbps
フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼1Gbps
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ200Mbps
フレッツ 光ネクスト ファミリータイプ100Mbps
フレッツ 光ライト プラス100Mbps
フレッツ 光ライト ファミリータイプ100Mbps

これから契約するのであれば、恐らくはギガラインタイプかギガファミリーになると思われ、通信速度は1Gbpsなのだが、現状契約している人で、思うように速度が出ないという人はもしかするとファミリー・ハイスピードタイプなど100~200Mbpsしか出ないプランなのかもしれない。

例えば、フレッツ光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプは、通信速度が最大でも200Mbpsとなっており、今となっては決して速くはない。

そのため、1Gbps以上のプランに乗り換えれば、通信速度が上がる可能性がある。

または、後述する理由により、フレッツ・V6オプション(月額利用料無料)に申し込むことで最大1Gbpsでの通信が可能となる。もちろん、プロバイダが対応している必要がある。

IPv6にすると物理的な通信速度が上がる可能性があるだけではなく、混雑する時間帯の速度低下もかなり抑えられる印象がある。

同じフレッツ光の回線でも速度はプロバイダ毎に異なる!

フレッツ光の光回線を使っているのだから、本来光回線の物理的な品質については、基本的にフレッツ光であればどのプロバイダを選んでも同じであるが、プロバイダ次第で通信速度の差が出るのは間違いない。

ユーザー数、設備、通信方式などで通信速度は変わってくる。

夜間など混雑する時間帯はとても遅くなるのは、以下の図の網終端装置だ。

IPv4とIPv6の接続方法

簡単な図ではあるが、概ねこんな感じでインターネットに接続する。

問題なのがこの図の網終端装置で、ここが混雑することで速度の低下が起こる。

この網終端装置はプロバイダ毎にNTTが用意しており、プロバイダ側ではどうしようもない。NTT東西が設けた網終端装置の増設基準があまりにも厳しく、増強が難しいのだ。

そのためプロバイダによっては、ユーザー数を制限することで、混雑を回避する等の対策を講じているところもある。

IPv6のIPoEにしても似たような箇所は通るのだが、こちらは増設が自由にできるため混雑すれば増設するなどで対応できるため、IPv4のPPPoE方式のように慢性的な混雑は起こりにくい。

同じフレッツ光の回線を使っていてもプロバイダ毎に速度が異なるのは、網終端装置はプロバイダ毎に用意されているためだ。

もちろんその先のユーザー捌き方も影響するが、網終端装置に起因するところは大きい。

実際、筆者の環境でも一般的なPPPoEで接続していたときは週に1~2回はルーターを再起動させないと動かなくなるようなことがあったが、IPv6のIPoEに変えてから数ヶ月一度も遅くなったと感じたことはない。

従って、プロバイダ次第でフレッツ光の速度は変わる。

従って、今からフレッツ光の契約をするのであればIPv6のIPoEで接続することを前提にプロバイダを選ぶことを強くおすすめする。

IPv6対応のプロバイダがおすすめ

フレッツ光の上限速度は先の図の網終端装置で制限されている。例えばフレッツ光ネクストファミリー・ハイスピードタイプなら200Mbpsと制限されているが、その制限は網終端装置でなされているのだ。

そのため、網終端装置を通らないIPoE方式ならファミリー・ハイスピードタイプでも200Mbpsの制限がかからないため1Gbpsの速度がでることになる。

もちろん、混雑する網終端装置を経由しないため速度低下しにくく、結果IPv6で接続すると速度が速くなる

筆者の環境でもIPv6に変更しただけで体感速度が上がったくらいだ。

IPv6で接続するためには、IPv6オプションに加入する必要があるため、そのオプションに対応しているプロバイダを利用しなくてはならない。なお、オプション料金は無料であることが多いだ。

また、IPv6に対応したルーターも必要なため、そのレンタル料もしくは購入費用が必要だが、ひかり電話を利用する場合は、ONUがIPv6に対応する為、改めてIPv6対応ルーターを用意する必要はない。

IPv6も細かく分けると更に細分化でき、V6プラスやIPv6オプションなどプロバイダ毎に方式が異なるのだが、いずれにしてもIPv6に対応している必要がある。どの方式を選んでも一般的には大差ないだろう。

なお、IPv6でもPPPoE接続することはできるが、PPPoE接続するというということは網終端装置を通るため速度は必然的に遅くなる。従って、IPv6でもIPoE接続しなくては速くならない。

フレッツ光に申し込む時にIPv6に興味がなくても、予めIPv6に対応しているプロバイダを選んでおいた方が無難だろうとは思う。

というのも、IPv4で極端に速度が低下したり接続できなくなるなどのトラブルが頻発するプロバイダでもIPv6に変更したら何ら問題なく接続できるようになるケースは決して少なくない。それは先述の網終端装置に起因するものである。

フレッツ光対応主要プロバイダ一覧比較

フレッツ光に対応しているプロバイダはとにかく沢山あり、全てを紹介することは難しいので、以下ではおすすめプロバイダを紹介している。

おすすめプロバイダは大手プロバイダが中心となる。

なお、以下の料金は、通信速度が1GBのフレッツ光回線を利用した場合である。10GBの場合はより高額になることがある。

プロバイダ名ファミリータイプマンションタイプIPv6対応IPv4 over IPv6
BIGLOBE1,320円(*1,100円)715~990円IPv6オプションMAP-E
OCN1,320円(*1,210円)1,045円(*990円)OCN v6アルファMAP-E
@nifty1,320円(*1,100円)1,045円v6プラスMAP-E
So-net1,320円(*1,100円)990円v6プラスMAP-E
GMOとくとくBB836円583円v6プラスMAP-E
ASAHIネット1,100円770円IPv6接続
Yahoo!BB1,320円1,045~1,320円IPv6高速ハイブリッド**4rd/SAM
ぷらら1,100円660~880円ぷららv6エクスプレスMAP-E
hi-ho1,320円979円IPv6_IPoE接続サービスMAP-E
DTI1,046円748円v6プラスMAP-E
BB.excite550円
キャンペーンで6ヶ月間330円
BB.excite 770円IPoE接続プランDS-Lite
INTERLINK ZOOT NEXT1,100円IPv6接続サービス
PPPoE方式
INTERLINK ZOOT NATIVE1,100円DS-Lite
全て税込
*:2年契約などの各種割引適用後
**:光BBユニットレンタル料 514円/月が必要

プロバイダによっては新規契約後は更なる割引が適用されることもある。

単純に安いプロバイダがいいのなら、BB.exciteがおすすめだ。月額がわずか500円で利用できる。IPv6にすると700となるが、それでも他社と比較すると安い。筆者も利用していたが特に支障はなかった。

INTERLINKの接続サービスは、ZOOT NEXTとZOOT NATIVEの2つある。エキサイトも同様に2つある。

IPoEで接続するかPPPoEで接続するかの違いで分かれている。IPoEで接続する人はIPoEでずっと接続する筈であるから、ZOOT NATIVEやBB.excite IPoE接続プランを選択すればいい。

料金で比較するなら、スマホとセットがおすすめ

詳細は後述するが結論から書けば光回線はスマホとセットで考えることを強くおすすめする。

光コラボが登場した経緯からもスマホと光回線(+プロバイダ)を揃えることが、トータルの費用を最も抑えることができる。

ドコモを使っている人なら、auスマートバリュー対象の光回線やプロバイダを選ぶよりは、ドコモ光を選んだ方が安くなる。

それはプロバイダ選びでも同じだ。

光コラボの光回線と、フレッツ光+プロバイダで比較すると、光コラボの方が安いし、スマホを組み合わせることができれば更に安くなる。

フレッツ光+プロバイダの場合は、スマホとのセット割引きが適用されにくく、どうしても月額料金は高めになってしまうのだ。

この点を頭の片隅に置いておいてこの続きを読んでもらいたい。

光コラボはフレッツ光の光回線サービス

光コラボレーション(通称:光コラボ)は、光コラボレーション事業者が、NTT東日本・NTT西日本から光回線を卸してもらい、自社サービスとして提供する仕組みだ。

光コラボレーション事業者とは、有名どころで言えば、ドコモやソフトバンクで、それぞれは、ドコモ光、SoftBank光としてサービス提供を行っているわけだ。同様にビッグローブや@niftyなど様々なプロバイダーが光コラボのサービス提供を行っている。

基本的にはNTTのフレッツ光と同じ回線だが、光コラボレーション事業者がそれぞれ付加サービスをつけている場合がある。逆に光コラボレーション事業者によっては取り扱いのないサービスもあるが、フレッツ光にあるサービスはNTTと直接契約することで利用できるようにはなっている。

また、フレッツ光だとNTTとプロバイダーの両方と契約し支払もそれぞれ行う必要があるが、光コラボの場合は光コラボレーション事業者だけとの契約になるため、支払なども簡素化される。

光コラボを利用するに当たっては、全く新規に光回線を敷く場合と、フレッツ光を利用している人が光コラボに乗り換える転用する場合に分けられる。

現在、フレッツ光の約6割が光コラボの回線となっている。

中でも一番人気の光回線はドコモ光だ。

ドコモ光というのは、ドコモの光回線サービスだが、これはNTT東西が提供するフレッツ光の光コラボレーション(光コラボ)を利用したサービスで光回線自体はフレッツ光そのものだ。

他にもソフトバンク光やOCN光、ビッグローブ光なども光コラボを利用したサービスだ。

光コラボは、スマホなどの回線とセットで契約することで、より安い料金となるのが人気の秘訣だ。従って、もしドコモのスマホを使っているのならドコモ光がおすすめだし、ソフトバンクのスマホを使っているのならソフトバンク光が最もおすすめのフレッツ光回線となる。

光回線を実際に敷く事業者はとても少なく、ほとんどはフレッツ光の光回線を利用している。

フレッツ光以外で、光回線を実際に敷いているのは、auひかり、NURO光、コミュファ光、eo光などが有名だが地域限定サービスであることがほとんどで、エリアの広さとしてはフレッツ光が圧倒している。

ビッグローブの場合

仮にNTT東日本のフレッツ光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ (戸建て向け)でビッグローブをプロバイダに選んだケースで比較してみる。

フレッツ光(NTT東日本)フレッツ光(NTT西日本)ビッグローブ光ドコモ光
料金4,840円(最初の30ヶ月)
+1,100円
4,521円(3年目以降)
+1,100円
5,478円5,720円

フレッツ光のプロバイダとしてビッグローブを利用する場合、ビッグローブの月額料金は1,100円だが、最初の2年間は割引きで660円となる。

フレッツ光のおよその月額料金はNTT東日本で5,940円、NTT西日本で5,621円~となりドコモ光と同じような料金となる。なお、NTT東日本の場合は30ヶ月目以降300円高くなり、NTT西日本の場合は最初の1~2年目は4,730円と209円高くなる。

一方のBIGLOBEの光コラボであるビッグローブ光を選んだ場合は5,478円となり、短期的にはNTT西日本の方が安くなるが、概ねビッグローブ光を選んだ方が安い。

加えて、auスマートバリューの対象となるので、スマホをauにすればスマホ代金が安くなる。

BIGLOBEモバイルを利用する場合は330円の割引きが適用されるのは、フレッツ光でもビッグローブ光でも同じだ。

そして、ビッグローブ光なら初期工事費用がキャンペーンで無料になるため、フレッツ光との組み合わせよりは更に安くなる。それどころかキャッシュバックを受けることもできる。

また、ドコモのスマホを使っているのなら、ドコモ光を契約することでスマホ料金が1,100円割り引かれる。

このように、ビッグローブ光やドコモ光などの光コラボを利用すればスマホと光回線のセットでの月額料金はかなり抑えることが可能だ。

フレッツ光ライトは検討の価値なし!

フレッツ光にはフレッツ光ライトという従量制のプランがある。

しかし、フレッツ光ライトでは320MBまでが基本料金(3,388円)で利用でき、それ以降1.32GBまで従量課金となり1.32GBを超えると6,776円で固定となる。

問題はこの320MBというデータ量である。いまどきスマホでも20GBを超えるプランが人気となっているくらいなので320MBなどあっというまに超えてしまうように思う。

しかも1.32GBを超えると上限の料金となるのだが、これにしても1.32GBに過ぎない。Windowsのアップデートでもしようものなら一瞬で超えてしまう。

ちなみに、フレッツの公式ページによると320MBでは以下のような試算をしているようだ。

1ヵ月あたりにホームページ(※1)を約50ページ閲覧し、電子メール(※2)を約100通送受信し、セキュリティー対策ソフト等のアップデートをした際に120MB程度の通信量になる

これを見る限り、わざわざ光回線を敷こうとしている人がフレッツ光ライトを使うメリットは全くなさそうだ。

更新日:2021/03/07 8:04:22

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