「WiMAXキャンペーンはいろいろあるけど、どれを選べばいい?」
「結局、おすすめはどのWiMAX?!」
WiMAXは、キャンペーンが盛んで選び方を間違うと大きな損をしてしまう。一番安いWiMAXプロバイダとそうでないWiMAXプロバイダを比較すると3年間で4万円以上の差がある。
その差はキャンペーンの内容の差であるため、WiMAXのキャンペーン比較はとても重要なのだ。
このページでは、お得なWiMAXキャンペーンを比較しながら、おすすめを紹介していく。
WiMAXキャンペーン 2024年10月の概況
現在のWiMAXキャンペーンはWiMAX+5Gが主となっている。
全体的にあまり盛り上がっておらず、GMOとくとくBBがダントツに安い。
各WiMAXプロバイダのWiMAX+5Gの料金は、各社とも他社の動向を窺いながら料金改定されている。
2022年7月1日の電気通信事業法改正に伴い、各社料金プランの改定を行っている。
契約縛りがなくなったり契約解除料が安くなったりしているが端末が有料となるケースが多いようだ。他にも細かな点で変更されているので、申し込む際にはよく確認した方がいいだろう。ただし、HPの修正が追いついていない箇所も多々見られるので、しばらく様子を見た方がいいかもしれない。
また、最近は、他社のインターネット回線サービスからの乗り換えキャンペーンが盛んだ。
他社の解約に伴う費用をキャッシュバックしてくれたり、ギフトカードが貰えたりするが、キャンペーンによって、他社回線がWiMAXの場合は無効になるなど対象となるサービスが異なる。解約の証明書を提出する必要があるなど、いろいろ複雑なので検討する際には公式ページをよく確認した方がいいだろう。
おすすめWiMAX+5G プロバイダ
WiMAXプロバイダは様々ある為条件を細かく見ていくと多少の差はあるのだが、料金だけで選べばGMOとくとくBBが安い。各WiMAXプロバイダの料金には大きな差があるので、素直にGMOとくとくBBをおすすめする。ただし、必須加入オプションやキャッシュバック貰い損ねるリスクはある。小さな失敗を積み重ねると他社の方が安いということになりかねない。そういったリスクを抑えるのなら、BIGLOBEがおすすめだ。BIGLOBEはすぐにキャッシュバックされるので貰い損ねる可能性はかなり低い。必須加入オプションもないので、余計な費用は発生しにくい。
WiMAXキャンペーン比較/キャッシュバックか月額料金割引か?
まずWiMAXキャンペーンについて紹介しておく。
WiMAXキャンペーンには大きく分けてキャッシュバックキャンペーンと月額料金割引キャンペーンの2種類がある。
キャッシュバックキャンペーンの方が安いが損するリスクがある!
3年間の総支払額で計算して比較するとキャッシュバックが含めたキャンペーンは安い傾向にある。
そもそもキャッシュバック金額はインパクトがあり一見しただけならキャッシュバックキャンペーンがお得な気がする人が多いだろう。
そのためキャッシュバックキャンペーンの方が人気だったが、最近は月額料金割引キャンペーンを選ぶ人が増えている。
というのも、キャッシュバックは契約後すぐに受け取れるわけではなく1年前後待たなくてはならないことが多い。また、キャッシュバックのための手続きも必要となっている。この手続きが必要だ!という点がポイントになる。
プロバイダ毎に様々だが概ね1年経過後などにキャッシュバック手続きを案内するメールが来る。しかしながらこれを見落とす人が一定数いるのが現実だ。
そんな大事なメールを見落とすわけがないと思うかもしれないが、意外に多いのが現実だ。
登録していないメールアドレス(プロバイダが登録時に用意したメールアドレス)に届くプロバイダも多いし、たとえそのアドレスのメールをチェックしていたとしてもキャッシュバックまでに広告メールなども沢山送られてくるため、実際にキャッシュバックのメールが来る頃にはどうせ広告メールだろうと放置していたりするのだ。
そのような理由でキャッシュバックは受け取れないリスクがある。
なお、BIGLOBEのように翌月キャッシュバックを受け取れるプロバイダもある。翌月なら受け取り損なうリスクはかなり低いのではないだろうか。
月額料金割引キャンペーンがおすすめ!
キャッシュバックが確実に受け取れるならばキャッシュバックキャンペーンの方がお得度は高いことが多いが、受け取り損なうことを考えれば、月額料金割引キャンペーンの方が確実だ。
では、キャッシュバックと月額料金割引でどの位の金額差があるのかというと、3年でせいぜい2,000~3,000円程度に過ぎない。
この程度ならキャッシュバックを受け取り損なった時のことを考えれば決して高くないのではないだろうか。
おすすめWiMAX+5Gプロバイダのキャンペーン比較 2024年10月最新情報
WiMAX+5Gのキャンペーンを紹介する。
2024年10月現在ではGMOとくとくBBが最も安くなっているが、キャッシュバックを受け取り損なうリスクを考慮する場合には、オプション加入が不要でキャッシュバックがないカシモがおすすめだ。
- 人気順
- 総額順
- キャッシュバック順
GMOとくとくBB WiMAX+5Gキャンペーン
ギガ放題プラス料金 | |
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契約年数 | 実質契約期間なし |
初期費用 | 3,300円+21,780円(端末代金) |
初月 | 1,474円(日割) |
1~2ヶ月目 | 1,474円 |
3~35ヶ月目 | 3,784円 |
36ヶ月目以降 | 4,444円 |
キャンペーン内容 | 25,500円キャッシュバック |
3年総額 | 137,762円 |
GMOとくとくBB WiMAX+5Gでは25,500円キャッシュバックキャンペーンを実施中だ。
他社のインターネット回線を利用してるのなら最大40,000円キャッシュバックして貰えるキャンペーンも実施中だ。
他社回線の解約違約金が20,000円(税抜)未満の場合は25,500円キャッシュバック、20,000円(税抜)以上の場合は40,000円キャッシュバックとなる。
端末代金は21,780円(605円×36回の分割払い)となっている。また、解約違約金は0円となっており、実質契約期間なしとなった。
2年契約となったのでプラスエリアモードオプション料は1,100円/月だ。
キャンペーン適用条件
- 安心サポート(330円/月)に加入
- Wi-Fi(公衆無線LAN)接続オプション(398円/月)に加入
いずれのオプションも最大2ヶ月無料で、不要な場合は無料期間中に解除する必要がある。
ルーター | X11、Galaxy 、HOME L12、L11 |
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GMOとくとくBBのWiMAXは料金の安さが一番の魅力だ。
キャッシュバックの受け取り損ないやオプション加入義務(不要な場合は無料期間中に解約する必要がある)があるなど多少の面倒くささはあるが、少しでも安い方がいいのなら一番おすすめのWiMAXプロバイダだ。
BIGLOBE WiMAX+5Gキャンペーン
ギガ放題プラス料金 | |
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契約年数 | なし |
初期費用 | 3,300円 |
初月 | 0円 |
1ヶ月目 | 1,166円+913円 |
2~24ヶ月目以降 | 3,355円+913円 |
25ヶ月目以降 | 4,928円 |
キャンペーン内容 | 5,000円キャッシュバック |
2年総額 | 103,471円 |
3年総額 | 162,607円 |
BIGLOBE WiMAX+5Gでは5,000円キャッシュバックのキャンペーンを実施中だ。公式ページ内にクーポンコードが表示されているので、このクーポンコードを利用すれば5,000円キャッシュバックとなる。
対象ルーターはモバイルルーターのGalaxy 5G Mobile、X11、ホームルーターのHOME 5G L11、L12で、いずれも端末代金は21,912円(913円の24回分割払い)だ。
契約期間はないので、いつ解約しても契約解除料はかからない。ただし、2年以内に解約する場合は端末の残債が残ることになるため解約時に一括払いする必要がある。
他社ではありがちな有料オプションへの加入義務もない。
料金にはBIGLOBEのベーシックコース220円が含まれているので、BIGLOBEの格安SIMや光回線などを利用している人ならその分割引かれる(37ヶ月で8,140円)。
プラスエリアモードオプション料は1,100円/月となっている。
BIGLOBE WiMAX+5Gでは、端末が不要な人向けにSIMだけの契約もできる。キャッシュバックは無くなるが、月額料金は端末アリと同額になっている。
なお、BIGLOBE WiMAXは口座振替による支払いにも対応している。口座振替の場合は端末代金21,912円を代金引換(代引手数料440円)で一括支払する必要があるのと、口座振替手数料が毎月220円必要になるが、上述のキャンペーンの対象となるので他のWiMAXプロバイダよりお得度が高くおすすめだ。
ルーター | Galaxy、X11、L11、L12 |
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BIGLOBE WiMAX+5Gのキャンペーンは2023年7月31日まで!
カシモWiMAX+5Gキャンペーン
ギガ放題プラス料金 | |
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契約年数 | なし |
初期費用 | 3,300円 |
初月 | 1,408円 |
1ヶ月目以降 | 4,378円 |
キャンペーン内容 | 端末代金分サポート |
3年総額 | 166,694円 |
カシモWiMAXでは月額料金割引キャンペーンを実施している。
必須加入オプションはない。
契約期間はなくなったため、いつ解約しても契約解除料はかからない。
端末代金は21,780円で、605円/月×36回分割となるが、毎月605円割り引かれるので実質的には無料となる。
オプションのU-NEXT for スマートシネマ 見放題プラン 2,189円/月を申し込めば初月分が無料となる。
また、「Wi-Fiおかえしプログラム」キャンペーンを実施している。これはカシモWiMAX解約時に端末を返却すると、アマゾンギフト券5000円分が貰えるキャンペーンとなっている。通常、WIMAXを解約した後に、再度どこかのWiMAXの契約をする場合には端末込みで契約することが多いため、このキャンペーンを利用すれば端末の無駄がなくなる。なお、このキャンペーンは2023年9月30日までとなっている。
ルーター | Galaxy、X11、L11、L12 |
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カシモWiMAXは月額料金が一定で、長く使っても変わらない。そのため、長い期間使えば使うほど他社より安くなる傾向にある。
端末代金はサポートされるが、3年以内に解約すると残債が残ってしまうこともあり、3年以上継続するつもりの人におすすめのWiMAXプロバイダだ。
もし3年以内に解約する予定なら他社をおすすめする。
Broad WiMAX+5Gキャンペーン
ギガ放題コスパプラン | |
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契約年数 | 2年 |
初期費用 | 3,300円+20,743円 |
端末代金 | 21,780円 |
初月 | 1,397円(日割) |
2ヶ月目以降 | 3,663円 |
2年総額 | 118,052円 |
3年総額 | 163,163円 |
BroadWiMAXでは2023年2月27日より、学割キャンペーン及び引っ越しキャンペーンを実施している。これらのキャンペーンでは、初月が無料、1~6ヶ月目は671円割引で、合計5,423円の割引となる。
BroadWiMAXでは他のプロバイダで不要な初期費用20,743円が必要だが、Web割キャンペーンによって現在は無料となっている。
端末代金は21,780円(一括または36回払い)となっている。
新料金プランでは、2年契約のギガ放題バリュープランと、契約縛りなしのギガ放題フリープランの2種類となった。バリュープランでも契約解除料は3,883円と安いので、中途解約になる可能性があってもバリュープランをおすすめする。
安心サポートプラス(605円/月)、MyBroadサポート(998円/月)の2つのオプションに加入することが条件となっているが、各オプションは商品到着後に解約することは可能だ。
なお、口座振替にも対応しているが、初期費用、事務手数料、代引手数料を代引で支払う必要があるほか、WEB割キャンペーンは適用されないので初期費用20,743円が必要となる。
auスマートバリューが適用されるとLTE月間データ容量が15GBから30GBに増量される。
ルーター | Galaxy、X11、L11、L12 |
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UQ WiMAX キャンペーン
ギガ放題プラス | |
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契約年数 | なし |
初期費用 | 3,300円+5,940円(端末代) |
初月 | 4,268円(日割) |
1ヶ月目以降 | 4,268円 |
25ヶ月目以降 | 4,950円 |
キャンペーン | 最大5,938円キャッシュバック |
2年総額 | 114,952円 |
3年総額 | 174,352円 |
UQ WiMAXでは端末代金が5,940円となっている。GalaxyかL11を購入してクレジットカード払いで契約した場合に、UQ mobile自宅セット割かauスマートバリューに2ヶ月以内に申し込むと5,938円キャッシュバックされるキャンペーンを実施中だ。実質2円で購入できる。X11とL12の場合は5,278円キャッシュバックとなっている。
キャッシュバックは契約から4ヶ月目以降に登録したメールアドレスに講座情報入力するURL等の情報が送られてくる。
ルーター | Galaxy、X11、L12、L11 |
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UQ WiMAXの料金プランの契約縛りがなくなった。いつ解約しても契約解除料がかからないので、短期間の利用を検討しているのなら、UQ WiMAXをおすすめする。
DTI WiMAX+5G
ギガ放題プラス料金 | |
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契約年数 | 3年 |
初期費用 | 3,300円+21,780円(端末代) |
初月 | 4,180円(日割り) |
1~24ヶ月目 | 4,180円 |
25ヶ月目以降 | 4,730円 |
キャンペーン内容 | 21,780円キャッシュバック |
3年総額 | 169,290円 |
DTIのWiMAX+5Gでは現在21,780円キャッシュバックキャンペーンを実施している。ちょうど端末代に相当する21,780円がキャッシュバックされる。案内メールは7ヶ月経過後に届けられる。
ギガ放題プラスの月額料金が24ヶ月目までが4,070円、25ヶ月目以降はずっと4,620円(税込)となる。
ルーター | Galaxy、X11、L11、L12 |
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公式ページ内の文字が、WiMAX+5GとすべきところをWiMAX2+と書いてあるなど何となく不安にさせる。
端末代金分がキャッシュバックされるので、GMOとくとくBBの次に安い。
Vision WiMAX +5G
ギガ放題プラス | |
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契約年数 | なし |
初期費用 | 3,300円+21,780円(端末代金) |
初月 | 0円 |
1~24ヶ月目 | 4,103円 |
25ヶ月目~ | 4,785円 |
キャンペーン内容 | 13,300円キャッシュバック |
2年総額 | 110,037円 |
3年総額 | 167,457円 |
Vision WiMAXでは10,000円キャッシュバックキャンペーンを実施中だ。さらに、端末を一括払いで購入すれば、事務手数料3,300円もキャッシュバックされるので、合計13,300円のキャッシュバックとなる。
2022年7月からの新料金プランでは契約縛りなしとなっており、いつ解約しても契約解除料はかからない。
ルーター | Galaxy、X11、L12、L11 |
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このキャンペーンは2023年3月30日まで!
Vision WiMAXのサービスは2021年3月と後発プロバイダだが、運営会社の株式会社ビジョンは東証一部上場企業で、レンタルポケットWiFi事業を長く行っている。
ASAHIネット WiMAX+5G
ギガ放題プラン料金 | |
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契約年数 | なし |
初期費用 | 3,300円+21,780円(端末代) |
初月 | 0円 |
1~23ヶ月目 | 4,378円 |
24ヶ月目~ | 4,928円 |
2年総額 | 135,630円 |
3年総額 | 194,766円 |
ASAHIネット WiMAXはギガ放題の月額料金が最大23ヶ月500円割引となるキャンペーンを実施中だ。
端末代は21,780円だ。
また、ASAHIネットでは、固定IPアドレスプランも用意されている。このプランはギガ放題プラスで固定IPv4アドレスを利用できる。オンラインゲームやリモートワークなどで固定IPが必要な人向けだ。月額料金は6,578円なので、通常より1,650円高い。
ルーター | Galaxy、X11、L12 |
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このキャンペーンは8月31日まで!
おすすめWiMAXプロバイダ比較/損しないワイマックスプロバイダの選び方
損しないWiMAXプロバイダの選び方というテーマだが、WiMAXプロバイダの選び方は格安SIMの選び方とは異なり大して難しくない。
どのWiMAXプロバイダがいいのかを考える上で比較すべき項目が下記のようにいくつかあるのだが、結論からいえば料金でお得なプロバイダを選んで全く問題ない。
格安SIMなら通信速度や料金プランなど各社様々だが、WiMAXの場合は支払総額以外で違いはほとんどないのが実情だ。
WiMAXプロバイダ比較のポイント!
- どのWiMAXプロバイダでも通信速度やエリアは全く同じ
- 支払方法の比較
- 料金が決め手!支払総額・価格の比較
- キャンペーン適用条件や契約期間
- auスマートバリュー mineの対象?!
簡単に書けば、WiMAXプロバイダの比較にはこのような比較があるが、料金以外の項目でWiMAXプロバイダを比較してもさほど違いが出ない。
ほとんどのWiMAXプロバイダで条件はほとんど同じで、強いて上げれば支払方法や他のサービスとの組み合わせで多少は差があるのだが、ほとんどの人にとっては支払額で選んでしまっていいだろう。
その契約期間に置いても、ほとんどが3年契約の横並びで、それ以外の契約期間としては、1年契約ならBIGLOBE、2年契約ならUQ WiMAXと選択肢はない。
基本的には料金が最安のWiMAXプロバイダ = 一番人気のWiMAXプロバイダということになる。あとは好みの問題になる。
ただし、料金で比較することが案外難しい。
単純に支払総額を計算するだけでは、自分にとって一番安いとは限らない。契約年数は1~3年と色々あるし、端末をどれにするかでもキャッシュバック金額が変わることも少なくない。オプション加入することで安くなるキャンペーンもあるが、必要ないオプション加入して解約し忘れると損する可能性もある。
さらに、光回線などと同じプロバイダと契約すると割引があるなど、かなり複雑なのだ。
WiMAXプロバイダ比較/通信速度はやっぱりUQ WiMAXが速い?
各WiMAXプロバイダはUQコミュニケーションズの回線を使用しているがUQ WiMAX以外のプロバイダと契約した場合、通信速度が遅くならないかが心配という人も多い。
格安SIMではMVNOによって速度差が大きいこともあり心配になるのだろうが、UQ WiMAXでは通信速度やエリアなどは各プロバイダに全く同じ状態で回線を提供しており、原則として同じ速度になる。
「UQ WiMAXの方が速い」という口コミを聞くこともあるが、せいぜい誤差程度のことで信憑性はない。
格安SIMのようにプロバイダによって通信速度が速くなったり遅くなったりすることWiMAXでは無いと考えて問題ない。
ましてやアクセスポイントへの接続のしやすさ(エリアの広さ)に関しては全く関係ないので安心して好きなプロバイダを選択してもらって良い。
ところで、そもそもWiMAXの通信速度は速いのか?に関しては、格安SIMのLTEのような極端に遅い速度になったことは、少なくとも筆者は経験はないが、遅いという口コミもよく見かける。口コミは悪い口コミの方が目に着きやすいので、その点を考慮して検討する必要があるだろう。
WiMAXの通信速度が気になる人は、UQ WiMAXでTry WiMAXという無料お試しサービスを提供しているので、これを利用して速度やエリアを確認することをおすすめする。
WiMAX+5Gの月額料金の比較
WiMAX+5Gの月額料金は、UQ WiMAXで「2年自動更新あり」「WiMAX +5G はじめる割」を適用すると、契約から25ヶ月間(24ヶ月目まで)は550円割引されるため「2年自動更新あり」のWiMAX2+と同額となる。
各WiMAXプロバイダは続々とWiMAX+5Gのサービスを開始しキャンペーンも活発になってきている。
既にWiMAX2+の端末が入手困難で否が応でもWiMAX+5Gを選ばざるを得ない状況になりつつある。
WiMAX+5Gの契約は3年契約が主となっている。37ヶ月目に解約することで契約解除料がかからないので、多くの人は37ヶ月目に解約すると思われるので、37ヶ月目までの総支払額を一覧で紹介する。
加えて、「25ヶ月目に解約」の欄は、25ヶ月目までの支払総額に解約時に必要な契約解除料などの料金を含めた金額となっている。2年契約の場合は25ヶ月目が更新月に当たるため契約解除料は不要となる。
余談だが、3年契約で24ヶ月目に解約する場合と25ヶ月目に解約する場合では、契約解除料が多くの月額料金1ヶ月分よりやすくなるため、25ヶ月目に解約した方が安い。
なお、以下の金額にはユニバーサルサービス料(2022年1~12月は2.2円/月)および電話リレーサービス料は含めていない。
2022年1月現在、各WiMAXプロバイダのWiMAX+5Gの料金プランは大幅に改訂されている。各社細かな修正が行われており当サイトの更新が追いついていない可能性もあるので、契約の際にはよく確認して欲しい。
まだまだ他社の動向を見ながらプランを修正しているようだ。
↓ここのタブで情報を切り替え比較できます。
- 支払総額
- 中途解約
プロバイダ | 契約年数 | 37ヶ月総額 | 25ヶ月目解約時の総額 | キャッシュバック |
---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 実質なし | 137,762円 | 91,034円 | 25,500円 |
BIGLOBE WiMAX | なし | 162,607円 | 103,471円 | 5,000円 |
Broad WiMAX | 2年 | 163,163 円 | 118,052円 | |
カシモWiMAX | なし | 166,694円 | 114,158円 | |
Vision WiMAX | なし | 167,457円 | 110,037円 | 13,300円 |
DTI | 2年 | 169,290円 | 112,530円 | 21,780円 |
UQ WiMAX | なし | 174,352円 | 114,952円 | 最大5,938円 |
ASAHIネット | なし | 194,766円 | 135,630円 |
WiMAXプロバイダ比較/支払方法
ほとんどのWiMAXプロバイダで、支払方法はクレジットカード払いとなっている。
クレジットカードを持っていないなどで口座振替を希望する人もいるが、ほとんどのプロバイダが対応していない。現在、口座振替に対応しているWiMAXプロバイダは、UQ WiMAXやBIGLOBE、Broad WiMAXなどに限られる。
これは、口座振替に手間がかかる他、不正申し込みが多いという理由もある。そのため、対応していたプロバイダも順次対応を辞めており、今後も増える見込みはないだろう。
また、口座振替にするとキャンペーンが適用されないこともあるし、キャッシュバック金額が下がるなど基本的にはキャンペーン内容自体がショボくなると考えておいた方がいいだろう。
加えて、口座振替の手数料が必要となることが多いので、可能な限りクレジットカード払いをした方がお得度が高くなる。
WiMAX+5Gの解約/契約解除料はどの位かかる?
各プロバイダで料金プランの変更に伴ってWiMAX+5Gの契約解除料も変動している。大半のプロバイダでは下記のような契約解除料となっている。
2021年9月までと比較するとかなり下がっている。まだVisionWiMAXのように一部プロバイダでは下記の料金より高くはなっているが、いずれ改訂される可能性はあるだろう。
解約時期 | 契約解除料 |
---|---|
12ヶ月目以内 | 20,900円 |
13~24ヶ月目 | 15,400円 |
25か月目以降 | 10,450円 |
更新月(37か月目) | 0円 |
更新月以降 | 10,450円 |
WiMAX+5GでもBIGLOBE WiMAXは1年契約ということもWiMAX2+と同様で、1年目の契約解除料は1,100円、2年目以降なら契約解除料は不要となっている。ただし、端末代金は2年で分割のため2年以内の解約時には残債が残ってしまう。
UQ WiMAXでは更新期間以外の契約解除料は1,100円となっているほか、契約期間の最終月から翌々月の3ヶ月間が更新期間として設定されているので、解約しやすい。
多くのWiMAXプロバイダの場合は37ヶ月目のみが更新月となっており、それを過ぎると契約解除料が必要となってしまう。
WiMAX+5Gのルーター比較/日本製がおすすめ!
現在販売されているWiMAX+5G対応ルーターは4種類ある。
製品名 | メーカー | 最大通信速度(受信) |
---|---|---|
Speed Wi-Fi 5G X11 | NECプラットフォームズ株式会社 | 2.7Gbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | NECプラットフォームズ株式会社 | 2.7Gbps |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | Samsung | 2.2Gbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | ZTE | 2.7Gbps |
そのうち新型ルーターであるX11とHOME L12はどちらも日本企業であるNECプラットフォームズ社製となっている。
従来WiMAXのルーターはファーウェイ社とNECプラットフォーム社の2社が出していたが、ファーウェイ社製はアメリカの規制対象となり扱いが難しくなったことから現在ファーウェイ社製はない。
代わりにモバイルルーターのGalaxyはサムスン、ホームルーターのL11はZTE社製となっている。ZTE社は中国企業で、アメリカではファーウェイ社同様に規制対象となっている会社なので、おすすめしにくい。
WiMAX+5Gルーターのおすすめ
自宅で使うならホームルーターのHOME L12が絶対おすすめ!
WiMAX+5G おすすめホームルーター比較
ホームルーターを選ぶのであれば、仕様上はL11とL12の差はほとんどない。しかし、WiFiに関してはL12はOFDMA対応となっている。
簡単に説明すればOFDMA対応していると混雑に強く実効速度向上に大きく貢献する。
それ以外の差はほとんどないことを考えればL11を選ぶ必要はないので、素直にNECプラットフォーム社製のHOME L12をおすすめする。
WiMAX+5G おすすめモバイルルーター比較
モバイルルーターについては、バッテリー持続時間はGalaxyの方がかなり長くなっているが、通信速度はX11の方が速いなど若干の差はある。
WiFiでの通信速度もX11の方が速い。速さで選ぶならX11、バッテリー性能や使い勝手で選ぶならGalaxyがおすすめだ。
なおX11はクレードルを利用することでWAN側の電波受信感度は向上するので自宅で利用するのならクレードル上で利用したいが、Wi-Fi6に対応しているとはいえOFDMAには対応していないこともありWiFiルーターとしてはL12より劣る。
家族が自分だけとか2人程度ならモバイルルーター+クレードルで必要十分だが、もう少し多い人数がいる自宅だけでの利用を検討しているのであればホームルーターのHOME L12がおすすめだ。
おすすめWiMAX2+プロバイダのキャンペーン比較 2024年10月最新情報
現状WiMAX+5Gのエリアはまだまだ狭い。
しかし、2022年秋からは順次WiMAX2+の最大速度が440Mbpsから220Mbpsに変更されWiMAX2+の周波数帯をWiMAX+5Gに移行していくことから2022年秋以降には一気に広がっていくと予想できる。従って、WiMAX2+の通信速度は2022年秋以降は遅くなっていくことが決まっており、今からWiMAX2+を3年契約するのはおすすめしにくい。
端末は既にWiMAX+5Gに移行しており、WiMAX2+を契約したくても欲しい端末が入手できない状況になり、WiMAX2+キャンペーンは続々と終了いていることから、現在はWiMAX2+のキャンペーンはほとんどない。
加えて、WiMAX+5GのルーターはWiMAX2+のルーターより安定していることと、WiMAX+5Gではau 4G LTEの一部エリアが利用できるためWiMAX+5Gのルーターを使っている方が若干繋がり易いという点を考えれば、WiMAX+5Gのエリア外だとしてもWiMAX+5Gを契約するメリットはある。
これらを踏まえれば、今契約するならWiMAX+5Gをおすすめする。
WiMAX2+の新規申し込みはほとんどのWiMAXプロバイダで終了している。唯一残っているのがBroad WiMAXになるが、ここも端末は中古端末のみとなっている。
WiMAX+5Gのエリアが狭いからWiMAX2+で問題ないと言えるが、端末自体はWiMAX+5Gのルーターの方が性能がいいので、WiMAX2+のエリアで利用する場合でもWiMAX+5Gを選んでおく方が繋がり易いはずだ。
加えて、支払額でみてもWiMAX+5Gの方が安くなっているので、今からWiMAX2+を選ぶメリットはないと言える。
WiMAX2+の解約/契約解除料はどの位かかる?
契約期間内に解約する場合には、契約解除料が必要となる。
ほとんどのWiMAXプロバイダの契約期間は3年となっており、また、契約解除料は概ね下記の通りで横並びだ。
解約時期 | 契約解除料 |
---|---|
1ヶ月目~12ヶ月目 | 20,900円 |
13ヶ月目~24ヶ月目 | 15,400円 |
25ヶ月目以降(契約更新月以外) | 10,450円 |
もちろん、契約期間が異なる場合はこの限りではない。
BIGLOBE WiMAXは1年契約ということもあり、契約解除料はかなり安い。1年目に解約しても1,100円だし、2年目以降なら契約解除料は不要だ。
なので、短期間で解約する可能性があるのならBIGLOBEをおすすめする。ただし端末の残債の問題がある。
また、WiMAXで他社に乗り換えるために解約するというのであれば、Broad WiMAXなどのように契約解除料を負担してくれるキャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダもある