Speed Wi-Fi HOME L02はギガスピード対応のホームルーター
Speed Wi-Fi HOME L02はファーウェイ社製のギガスピード対応のホームルーターだ。
旧型のL01sは最大440Mbpsだったので、大幅に高速化されている。見た目はほとんど変化がなく、Softbank Airのルーターを丸くしたよう感じだ。ちなみにSoftbank Airのルーターもファーウェイ社製だ。
Speed Wi-Fi HOME L02とL01・L01sとの比較しながら商品紹介
L02は、下り最大1,237Mbpsに対応したホームルーターだ。WiMAX2+(2x2 MIMO)とau 4G LTE(4x4 MIMO)を256QAMとキャリアアグリゲーションを利用して実現している。
そのため、LTEオプションを使わなければこの速度は出ないので、 ハイスピードプラスエリアモードにする必要がある。加えて、LANケーブルを接続している必要もある。Wi-Fi接続の場合は最大867Mbpsとなる。また、2019年1月25日時点では東京都、埼玉県の一部エリアで提供されているだけなので、エリアもまだまだ限定されている。
L01やL01sは下り最大440Mbpsなので、格段に速度は上がっているが、上述のとおりLTEを利用するため、もしLTEを使わなかった場合はさほど変わりはないだろう。
なお、L01やL01sでもLTE接続には対応していたが、WiMAX2+とのキャリアアグリゲーションには対応していなかった。ホームルーターの場合、基本的に動かさないため、LTEでしか接続できないような場所に設置することはないわけで、LTE対応している意味があまりなかったと思われる。
製品名 | L02 | L01・L01s |
---|---|---|
対応ネットワーク | WiMAX2+ / au 4G LTE | ← |
最大通信速度 | 下り1,237Mbps/上り75Mbps | 下り440Mbps/上り30Mbps |
質量 | 約436g | L01:約493g / L01s:約450g |
外形寸法 | 約93(W)×178(H)×93(D)mm | 約93(W)×180(H)×93(D)mm |
UIMカードバージョン | Nano IC | L01:Micro ICカード / L01s:Nano ICカード |
対応OS | Windows 10、8.1、7 Mac OS X:v10.9~v10.14 | Windows 10、8.1、7 Mac OS X:v10.5~v10.14 |
有線LAN規格 | 10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T(ギガビット対応)/2ポート | ← |
無線LAN規格 | IEEE802.11 ac/n/a(5GHz帯) IEEE802.11n/g/b(2.4GHz帯) | ← |
最大同時接続数 | 最大約40台(2.4GHz:20台、5GHz:20台) | 計42台(LANポート×2台、Wi-Fi SSID×2×20台) |
電源 | 電源はACアダプタのみ(バッテリー動作非対応) | ← |
同梱物 | ACアダプタ/Ethernetケーブル(試供品)/取扱説明書/保証書 | ← |
本体色 | ホワイト | ← |
L02はWi-Fiルーターとしてもアンテナ感度が向上!L01sから30%向上
L02では4本の高感度アンテナを4方向に配置することで360度全方位カバーするようになった。
そのため、いままで繋がりにくかった場所でも、電波をしっかりキャッチできるようになっている。
ビームフォーミング機能を使うことで、L01sと比較すると中・弱電界のWi-Fi電波の受信速度が約30%アップしているそうだ。
また、SSIDステルス機能もある。
同時接続数は2.4GHzで20台、5GHzで20台の計40台となっておりWiMAXのルーターであることを考えると十分過ぎる。
ここまで、Speed Wi-Fi HOME L02を紹介してきたが、WiMAXのホームルーターはNECプラットフォームズ社からも販売されている。
また、モバイルルーターでもホームルーターとして利用もできる。
Speed Wi-Fi HOME L02以外のWiMAXルーター機種を探すなら下記を参照してほしい。