W07は最大958Mbpsで、LTEにも対応しているルーター!
W06までのシリーズはファーウェイ製のルーターだったが、W07はシャープ製と変更になっている。
そのせいだと思うが、外観もW06までとはだいぶ異なっている。
ただし、2020年5月現在、法人用として販売されており、個人向けとしては販売されていないため、入手は難しい。今後販売されるのか否かは不明だ。
W06とW07を比較する
W06 | W07 | |
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サイズ | 128×64×11.9mm | 108×72×15mm |
重量 | 125g | 150g |
バッテリ容量 | 3,000mAh | 4,000mAh |
連続通信時間 | 540分 | 1,180分 |
連続待受時間 | 800時間 | 1,410時時間 |
W06の下りは最大1.2Gbpsであり、W07の958Mbpsより速い。もしかするとこのあたりが個人向けに販売されていない理由なのかもしれない。
W07はバッテリーはW06の3,000mAhから4,000mAhと大型化しており、連続通信時間が1,180分となっている。W06の540分のちょうど2倍だ。ただし、このバッテリーが大きくなった分重量も少し重くなっている。
モバイルバッテリーとしても利用可能となっている。
最大958Mbpsの高速通信に対応しているが・・・
W07の通信速度は下り最大958Mbpsとなっている。W06では最大1.2Gbpsであったので、この点においてはスペックダウンしている。ただし、W06の場合Wi-Fi接続時は最大867Mbpsになってしまう。
とはいえ、どちらの機種も最大速度を出すためには、ハイスピードプラスエリアモード(有料LTE回線)、ハイパフォーマンスモードおよび4×4MIMO設定オンで利用する必要がある。
すなわち、LTEを利用して実現している速度である。LTEオプションは3年契約なら無料になるが、LTEは月間7GBの上限設定があり、ギガ放題プランを契約しても意味がなくなってしまうのだ。詳細はコチラ。
加えて、対象エリアは極めて限定的で狭い。
従って現実的には、殆ど利用する機会がない意味があるとは思えない速度である。
WiMAX2+としてはW07もW06も最大558Mbpsとなっており、スペックダウンはない。ちなみにWX06は440Mbpsとなっている。
4,000mAhのモバイルバッテリー
W07は4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、モバイルバッテリーとしてもスマホへの給電機能に対応している。
ただし、iPadやパソコンなどの充電には対応していない。