ポケットWiFiとは

モバイルwifiルーターポケットWiFiはソフトバンク(元ワイモバイル、イーモバイル)の商標だが、一般的には4G、3Gを使ったモバイル通信できるポケットサイズのモバイルWiFiルーターでのインターネットサービスのことを指す。

ポケットWiFiとは、ポケットに入るWiFiルーターを使ったモバイル通信という意味だろうから、データ通信の回線についてはLTEや3G回線のみならずWiMAXや格安SIMなども含めて検討されることも多い。

このページを読んでいる方の中にも、ワイモバイルのポケットWiFiでないとダメだという人よりも、もう少し広義なポケットwifiということで検討されている人も多いのではないだろうか。

当サイトでもWiMAXやMVNOの格安SIMについては、別途紹介している。

結論から言えば、今更Y!mobileのポケットWiFiを契約する必要はなくWiMAX2+をおすすめする。

ところで、ホテルでホテルの固定回線に繋いでスマホなどからWiFiを使えるようにする小型のWiFiルーターもあるが、これらはホテルルーターとかモバイルルーターと呼ばれており、このWiFiルーターは別途インターネット回線が無いといこともあり、ココでは紹介していない。

ホテルルーターに興味のある方はこちらを参照いただきたい。

ポケットWiFiとWiMAXの比較!どっちがおすすめ?

まずはポケットWiFiを検討している人に、ポケットWiFiと同様に高速モバイルデータ通信のWiMAX2+とどちらにしようか迷っている人に向けて比較してみたい。

まず最初に、ポケットWiFiとWiMAXのどちらがおすすめかを書いておくと、WiMAXが圧倒的におすすめだ。

さて、ポケットWiFiとWiMAXの比較だが、最初に通信速度で比較してみる。こちらも結論からいえば通信速度はポケットwifiよりWiMAXの方が速い

ただし、WiMAXの場合ちょっとビルの中に入っていくと繋がりにくかったり、地方に行くと、エリア外と言うことが多い。これは、WiMAXが2.5GHzと5GHzという高い周波数帯を使っているためだ。

高い周波数は直進性が強く、コンクリートなどで反射するなどするため建物などが苦手なのだが、その代わり通信速度が速くなる特徴がある。

一方で、ポケットwifiはWiMAXと比較して低い周波数の1.7GHz帯を使っているためWiMAXよりは建物内に入っても繋がりやすい。その代わり、WiMAXと比較すると通信速度は出にくくなる

というのがおおまかなところだ。

しかし、ポケットwifiでも、SoftBank 4G LTE(900MHz)やSoftBank 4G(2.5GHz)に対応するルーターが登場している。例えばSoftbank Airは2.5GHz帯のAXGP(SoftBank 4G)回線を使ったサービスだ。

ポケットWiFiでは、今後SoftBank 4Gと呼ばれるAXGPという通信方式が主流になりそうなのだがAXGPは2.5GHz帯を使用する。そのためAXGPエリアならWiMAXと条件は同じで、WiMAXでもポケットwifiでも速度も繋がり易さも理論的に違いはない

余談だが、今後普及が見込まれる5Gは、3.5GHz帯以上の周波数が割り当てられるため、WiMAX以上に接続されにくくなると思われる。そのため接続しやすいLTEの低い周波数の利用も検討されているが、低い周波数帯を使うと速度が犠牲になり一長一短がある。

このように、ポケットWiFiもWiMAXも速度面やエリア面では大きな違いはない。むしろ5GHz帯をも使用するWiMAXの方が速度的には有利だ。

比較するとすれば、自分がよく利用する場所が”どのエリア”なのかが一つの目安なのだが、実はエリア検索しても周波数の情報は出てこないので、実際に使ってみないと分からないというのが実情だ。

エリアで考えれば、低い周波数帯を使うポケットwifiの方が繋がり易い傾向はあるが、各電鉄会社が最近はWiMAX対応を謳っているので、通勤中など電車で移動する際に利用を検討しているのであれば、WiMAXの方が接続状況が良い可能性は十分あり得る

しかし、多少の繋がりやすさがあったとしても、料金が高くなると元も子もない。

次は料金面も含めて比較してみる。

WiMAXはギガ放題というデータ通信量が無制限のプランが人気だ。

そのため、WiMAXの方がデータ量が気になる人には向いているのだが、これに対抗してなのかポケットWiFiもAXGPエリアでアドバンスモードに設定しておけば無制限で使えるプランがある。

ポケットWiFiのデータ量無制限のプラン(アドバンスオプション)は、AXGPエリアでアドバンスモードに設定しておく必要がある。

これによりWiMAXと同じ周波数を利用することになるため、ポケットWiFiの方が繋がり易いというメリットは無くなる。いざというときにはアドバンスモードを外すことで、ポケットWiFiの方が繋がり易いというメリットはあるが、この場合はデータ量が7GBなどで制限がかかってしまうため、あくまでも緊急用ということになるだろう。

さて、最後に、どちらがおすすめかと言うことになると通信速度などを求めるのであればWiMAXだ。

繋がりやすさを求めるのであれば、ポケットWiFiの方が有利なのかもしれないが、AXGPエリアで使うという話になると有利性はなくなってしまう

利用しないとしても7GB/月で速度制限にかかってしまうのであれば、WiMAXのLTEオプションを利用した場合と同じ条件だ。

LTEオプションは本来有料だが3年契約になるとLTEが無料で使えるようになっている。

そして現在主流のWiMAXモバイルルーターはLTE対応であるからWiMAX本来の周波数では接続しにくくても、速度は遅くなるがLTEで接続できる。しかもエリアはauのLTE(800MHz帯)エリアだからほどどこでも繋がる筈だ。

ただし、LTE接続は思わぬ速度制限の可能性があるのであまり積極的にはおすすめできない。この点はポケットWiFiと同じだ。

月額料金ではポケットWiFiがやや有利な感じではあったが、データ量無制限のプランで検討すると、プロバイダが複数あってキャンペーンが盛んなWiMAXが優位だ。

ポケットWiFiのデータ無制限プランで、無制限で利用するためにはそもそもWiMAXよりエリアが狭いし、このエリア内で利用するのであれば、WiMAXと同じ周波数帯であることから繋がり易さに大差はない

速度面ではWiMAXの方が速い。

加えて月額料金もWiMAXと似たような価格にもかかわらず、WiMAXならキャッシュバックキャンペーンが年間通して実施されている。

一方、ポケットWiFiはお得なキャンペーンも期待しづらい。

どうしてもワイモバイルのポケットWiFiがいいという人でなければ、WiMAXを検討してみた方がいいだろう。

5GとポケットWiFiとの比較

2020年に入ってから5Gサービスが続々と始まっている。

5G対応エリアは全く広がってはいないが、5Gのサービスでも4Gで接続することはできる。

それなら4Gでいいのだが、例えばドコモの5Gギガホは、通常月間100GBが上限だが、キャンペーンでデータ通信量が無制限となっている。

であれば、ポケットWiFiの代わりとしても十分使えそうだ。100GBでも十分な人は十分だろうが・・・

ドコモの5Gギガホは7,650円/月と、定期契約なしとしても、WiMAXと比較してもかなり高い。WiMAXなら3,500円/月ほどでギガ放題プランが利用できるのだ。

みんなドコモ割で1,000円割引されたとして6,650円。

もしドコモ光を使っているのであれば更に1,000円割引で5,650円。

5Gギガホ割を適用すれば6ヶ月間は1,000円割引されるので4,650円。

ここまで来れば検討の余地があるだろうか。しかし、半年間限定だし、ドコモ光が条件になるので、ポケットWiFiの代替としては、料金的に高い印象だ。

速度面では、基本的には4GのLTEでの接続になるため、WiMAXほどではないかもしれないが、十分な速度ではないかと思う。5Gが使えるエリアなら言うまでもなく速いだろうが、5Gのエリアは2020年5月現在は殆ど無いに等しい。

接続性は、LTEであるため、これは十分だ。WiMAXと比較するまでもなく圧勝だ。

従って、接続しやすさに対する対価として、毎月1,000~3,000円余分に支払えるか否かがポイントとなりそうだ。

無制限ではないポケットWiFiを選ぶ意味はない

ポケットwifiは基本的にはデータ容量は無制限ではない。例えばPocket WiFiプラン2(さんねん)プランの場合、月間7GBで128kbpsに制限されてしまうのだ。

もう一度書くが月間7GBで制限がかかる

しかし、月額料金は3,696円がかかる。

これを読んでいる人ならご存じだろうが今時の格安データSIMで7GBなら2,000円以下だ。スペック上の速さは格安SIMでもポケットwifiでもそんなに変わりはない。むしろ格安SIMの方が速くてエリアも広く、メリットがありそうだ。

これを考えるとわざわざポケットwifiを選ぶメリットが見えてこない。加えてポケットwifiは3年契約だ。格安SIMのデータプランなら契約年数の縛りはほとんどの場合ない。

これらのことからあえてポケットwifiを選ぶのであれば無制限プランでないと意味がない

アドバンスオプションを契約すればAXGPで無制限となるが、オプション料金の684円が必要で、そうなるとWiMAXのギガ放題プランとほぼ同水準の料金だ。

加えてWiMAXはキャンペーンで料金が安くなる可能性が高いことから、WiMAXの方がおすすめなのだ。

ポケットWiFiを自宅で使うならSoftbank Airがおすすめ?!

近頃はWiMAXやポケットWiFiを固定回線代わりに自宅で使ってパケットの節約に使う人も多い。

ポケットWiFiを固定回線代わりに使うというのは上述したとおりメリットが少ないのだが、もし自宅でしか使わないのであればSoftbank Airという選択肢もある。

Softbank Airはルーターがモバイルルーターではなくてホームルーターになるため、家から持ち出すことはできないがその分安い。

沢山使っても速度制限がかからない。ただし、動画ファイルの通信やIP電話などの一部機能では速度制限はかかる可能性はある。

なお、通信の仕組みはポケットWiFiそのものだが、最大速度は350Mbpsとやや遅い(最大962Mbpsのルーターも登場している)のだが、恐らくはポケットWiFiと遜色ないだろうと思う。

ただし、WiMAXのホームルーターを使う場合とほぼ同等であることや、WiMAXの方が高速であり料金も安いなどの点を考えると、Softbank AirよりWiMAXの方がおすすめだ。

また以前は回線速度も問題なかったのだが、最近のソフトバンクAirは回線速度が遅いとの口コミをよく目にするようになったので要注意だ。

ポケットWiFiと格安SIMの比較

次に、ポケットWiFiとLTEの格安SIMと比較してみよう。

まず、ポケットWiFiを探している人が、格安SIMを利用するのであれば、データ量が無制限のプランか、かなりの大容量のプランとなるだろう。

たとえば、筆者は毎月WiMAXで50GB以上使うが、これを格安SIMで考えると、どうしても1万円/月以上かかってしまう。

また、速度面でも格安SIMの実際の速度はかなり遅めなので、PCで使う場合などは結構ストレスがある。

ポケットWiFiを探している人の中には、スマホの料金を下げる為に使おうという人もいるだろうが、そういう用途なら尚更ポケットWiFiやWiMAXの方が向いているだろう。

格安SIMはあくまでもデータ量が少ない人向けだ。例えば、タブレットやPCを週に1回くらい外で使いたい人で、月に5GBくらいあれば大丈夫というのであれば格安SIMを選ぶのもありだろうが、それ以上となるとおすすめしがたい。

無制限プランの格安SIMはかなり遅めなのでスマホで動画をみたいというような、限定された用途の人なら何とか使えるが、PCを接続して使うような使い方だとどうしても遅さが目立て結局はWiMAXに食指が向くように思う。

逆に限られた動画サービスや音楽配信サービスを利用するというのであればBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションのような特定のサービスのみパケットをカウントしないサービスが格安SIMにはある。

ポケットWiFi料金プランの比較

現在、ポケットWiFiでは以下の料金プランがある。

Pocket WiFiプラン2(ベーシック)
通信容量7GB
月額料金(3年契約)3,696円
追加料金500円/500MB
速度制御3日間で約10GB以上利用時
アドバンスオプション684円

アドバンスオプションを契約すると、アドバンスモードにすることで7GBを超えてもAXGPなら無制限でデータ通信できる

更新日:2020/05/22 11:59:17

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