幅が30cmを超えるクラムシェル型ノートパソコン
幅が30cmを超えるクラムシェル型ノートパソコンは、持ち歩くには、若干大きいが、決して持ち歩けない大きさではない。
また、モバイルを意識した機種の場合、重さも1.0~1.5kgで収っている。
大きいサイズであるが故に、キーピッチはフルサイズあり、比較的ハイパフォーマンスなCPUも搭載されている。
ドッキングステーションなどに対応した機種も多く、これ一台で一通りの業務をこなすこともできるように仕上っているPCも少なくない。
おすすめ13~14型ノートパソコン比較ランキング
DELL XPS13
CPU | Core i7-6560U Core i5-6200U |
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モニター | 13.3型(3200x1800) タッチ 13.3型(1920x1200) |
バッテリー駆動時間 | 最大 約18時間14分 |
本体質量 | 1.29kg/1.20kg |
本体寸法 | 304x200x9.0-15.0mm |
XPS13は幅30cmほどの筐体ギリギリの大きさの13.3型液晶を搭載しているモバイルノートパソコンだ。
このサイズで、3200x1800のタッチ対応ディスプレイも選択できる他、最大2台の外部4Kディスプレイに出力できる。
通常30cm前後のPCだと、キーボードは若干小さめなことが多いが、XPS13はフルサイズになっている。
CPUには第6世代Core iシリーズを搭載し、hunderbolt 3/USB 3.1 Type-Cポートも搭載し、しかもバッテリー駆動時間は18時間、薄型にかかわらず頑強な筐体となっており、携帯性とパフォーマンスを両立させた機種といえる。
価格もフル搭載しても20万円ほどで買えてしまうのも魅力の一つだろう。
VAIO Z クラムシェルモデル
CPU | Core i7-6567U Core i5-6267U |
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モニター | 13.3型(2560x1440) IPS 非光沢 13.3型(1920x1080) IPS 非光沢 |
バッテリー駆動時間 | 最大 約20~27時間 |
本体質量 | 1.17kg |
本体寸法 | 324.2x215.3x15.0-16.8mm |
VAIO Zは、TDP28Wの高性能CPUを搭載している。その点で他のノートPCとは異なる。
一般的なCore i7を搭載しているPCより、ZのCore i5の方がパフォーマンスは高い。
それでいてバッテリー駆動時間は、クラムシェル型では最長27時間を誇る。実際にそこまで持つとは思えないが、スペック上では、他のPCの倍以上となっている。
このハイパフォーマンスノートパソコンが20万円以下から買えるのだ。さすがに全てを高スペックとすると30万円ほどになるが、それでもLet's noteよりは安い。
ThinkPad X1 Carbon
CPU | Core i7-6500U Core i5-6200U |
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モニター | 14.0型(2560x1440) IPS 非光沢 14.0型(1920x1080) IPS 非光沢 |
バッテリー駆動時間 | 最大 約9.8時間 |
本体質量 | 1.18kg |
本体寸法 | 333x229x14.95-16.45mm |
ThinkPad X1 Carbonは、14型液晶を搭載しているにもかかわらず1.18kgと軽量・薄型のノートパソコンだ。
ThinkPadらしく押しやすい防滴下仕様のキーボードに、十分な堅牢性を備えている。
X1シリーズであり、OneLink+コネクタもあり、ドッキングステーションなども利用できる。
LAVIE Direct HZ [Hybrid ZERO]
CPU | Core i7-6500U Core i5-6200U他 |
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モニター | 13.3型(2560x1440) 非光沢IGZO |
バッテリー駆動時間 | 最大 約5.9時間/9.0時間 |
本体質量 | 779g/850g |
本体寸法 | 319x212x16.9mm |
LAVIE Direct HZ [Hybrid ZERO]は、13.3型のIGZO液晶を搭載し779gと超軽量なクラムシェル型ノートパソコンだ。
779gの構成にするとバッテリー駆動時間が6時間を切ってしまうが、9.0時間持つ構成にしても850gと十分軽い。
ただし、その薄さ・軽さ故に、若干堅牢性は、他社製より劣る印象はあるので、あまり乱暴に取り扱わないように注意したい。