BIGLOBEモバイルとは
BIGLOBEモバイルは、老舗プロバイダーであるビッグローブが提供する人気の格安SIMだ。
BIGLOBEモバイルの格安SIMはかつてはイオンスマホの中心的な格安SIMとして提供されていた。なお、今はイオンモバイルとなってイオン自らがMVNOとして格安SIMを提供しているのでBIGLOBEモバイルの格安SIMを使うイオンスマホは契約できない。
このように格安SIMとしても古くから提供していることもあり人気の格安SIMの一つだ。
もともとBIGLOBEはNEC系列のプロバイダーだったが現在はKDDI傘下となっている。
そのため、auとは近い位置に存在しており、格安SIMとしてもNTTドコモ回線(タイプD)のみならず、au回線(タイプA)のプランも提供している。月額料金はドコモ、au共に同額となっている。
BIGLOBEモバイルの2021年1月キャンペーン情報
BIGLOBEモバイルでは2021年1月現在はキャッシュバックキャンペーンは実施していない。
BIGLOBEモバイルの料金プラン概要
BIGLOBEモバイルには、ドコモの回線を使ったタイプD、auの回線を使ったタイプAの2種類がある。
どちらのタイプを選んでも料金の違いはないが、SMSのないデータ通信SIMは、タイプDのみとなっている。
音声通話SIMの場合は1GBのプランからあるが、データSIMの場合は3GBプランからとなっている。また、スマホセットの場合には、音声通話SIMであっても1GBのプランは選べない。
全体的に特徴はなく一般的な料金プランとなっていて、至ってシンプルだ。
BIGLOBEモバイルの特長としては、後述するがシェアSIMの追加ができる点や口座振替ができる点だろう。
また、キャンペーンも積極的で、最初の3~6ヶ月はかなり安価な料金で利用できることも多いため、速度面などで不安がある場合でも比較的軽い気持ちで試してみれるのではないだろうか。
実は筆者も子供用にBIGLOBEモバイルのSIMを利用しているが、これはキャンペーンで半年ほど大幅な割引があったからという理由で契約した。
BIGLOBEモバイルの速度などの評判!遅い?
BIGLOBEモバイルは、格安SIMのMVNOの中でも頻繁に回線増強を繰り返しているように思う。
キャンペーンでユーザーを多く獲得しているという理由もあるだろが、老舗プロバイダらしくユーザーの捌き方は上手なのではないかと思う。
速度が遅いというのは、格安SIMだけの問題だけではなくて、プロバイダとして評価に繋がりかねない問題である為、その辺は気をつけて対応しているのだろうと思う。
時折遅いという評判が立つ時期もあるようだが、概ね速度面では安心していい格安SIMといえそうだ。
BIGLOBEモバイルはタイプAがおすすめだが・・・
KDDI傘下のBIGLOBEモバイルなので、au回線のタイプAがおすすめだ。
キャンペーンなどにおいても、端末セットの特典金額がタイプDより大きかったり、HUAWEI P20 liteの特典金額もタイプDより大きい。
加えてiPhoneの端末セットにおいてはタイプAのみの対応となっている。
また、ネットワーク帯域も常に増強しており回線速度の改善に積極的に取り組んでいる。
ただし、ビッグローブ光やフレッツ光などの光回線を使用していて、尚且つ6GBプラン以上のプランに加入するのであれば、タイプD(ドコモ回線)の方が「光☆SIMセット割」が適用されるため、月額の割引が大きくなるメリットがある。
BIGLOBEモバイルの支払方法は口座振替でもOK
ビッグローブならではの最大の特長としては、口座振替に対応している点ではないだろうか。
一般的に格安SIMやWiMAXなどでは、支払方法としてクレジットカード以外に対応しているプロバイダーはとても少ない。
口座振替は、不正利用など、プロバイダーとしてもリスクが高いため、格安な料金を設定しているサービスでは利用しにくいのだ。
そんな中、ビッグローブは現在でも口座振替に対応しているので、クレジットカードを持っていない人にはおすすめしたい。
BIGLOBEモバイルならiPhoneも選べる
BIGLOBEモバイルでは、iPhone 7を選べるようになっている。
但し回線はau回線のタイプAに限られる。
ちなみに、セレクトプラン 音声通話SIM(3GB)で、iPhone 7 32GBを選んだ場合を見てみよう。
プラン料金は月額1,600円で、値引き後の端末料金は2,350円/月(24回払い)だから、月額は3,950円となる。
BIGLOBEモバイルのBIGLOBEでんわ
BIGLOBEでんわは、番号そのままでスマホからの国内通話料が半額になるサービスだ。国内スマホ通話料30秒20円が30秒9円になる。
相手先の電話種別は問わない。海外への通話は一律30秒20円(不課税)となる。
IP電話ではないので、高品質な通話ができる。
さらに、かけ放題オプションもある。
「BIGLOBEでんわ 3分かけ放題」は月額600円で「BIGLOBEでんわ」による3分以内の国内通話がかけ放題になる。「BIGLOBEでんわ 10分かけ放題」は月額830円で10分以内の国内通話がかけ放題になる。ただしかけ放題の対象となるのは国内通話のみとなる。
また、かけ放題ではないが、通話パック90というオプションなら、月額830円で1,620円分の通話(最大90分)ができる。同様に通話パック60もあり、こちらは600円で1,080円分となる。
エンタメフリーオプションで動画や音楽が使い放題!
BIGLOBEモバイルには、エンタメフリー・オプションがある。
このエンタメフリー・オプションに加入すると月額480円(音声通話SIM)・980円(データSIM)で対象となる動画や音楽サービスが使い放題になる。
ただし、3GB以上のプランに加入する必要はある。データSIMなら3Gプランが900円だから合計で1,880円/月ということになる。音声通話SIMの3Gプランなら1,600円+480円なので2,080円/月となる。
エンタメフリー・オプションの対象サイト(2020年11月現在)は以下の通りだ。
- YouTube
- AbemaTV
- U-NEXT
- YouTube Kids
- Google Play Music
- YouTube Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- Amazon Music
- LINE MUSIC
- radiko.jp
- らじる☆らじる
- dヒッツ
- RecMusic
- 楽天ミュージック
- dブック
- dマガジン
- 楽天マガジン
- 楽天Kobo
- Facebook Messenger
- au PAY マーケット
なお、各サービスの公式アプリ以外での再生は対象外になってしまう可能性があるので、ブラウザなどでは再生しないように注意したい。
FacebookやLINEなどのSNSは対象ではないのだが、動画や音楽サービスを利用する人なら、データ容量の大きなプランに変更するのとどちらが得かを検討してみてもいいだろう。
ちなみに、データSIMであれば、6GBが1,450円、12GBが2,700円なので12GBを契約するよりは安いので、上記サービスの利用頻度の多い人はエンタメフリー・オプションに入った方が安心だろう。
また、エンタメフリー・オプションは専用の帯域を使っているため、対象サービスを利用中は速度が遅くなるが、対象外サービスを利用中は通常の速度のままだ。
セキュリティセット・プレミアム
BIGLOBEモバイルには、セキュリティセット・プレミアムという総合ウイルス対策ソフトのサービスが提供されている。
月額380円で様々なウイルス対策ソフトが使える。
ID/パスワード管理ツールまで使えるため、IDやパスワードを一元管理すると同時に自動ログインできるようにもなる。
大容量プランを検討するならWiMAXもおすすめ
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションの対象サイト以外で、沢山のデータ通信を行うのであれば、BIGLOBE WiMAX2+がおすすめだ。
LTEと比較すると、接続できるエリアは狭くなるが、「ギガ放題プラン」を利用すれば、ほぼ無制限でデータ通信を行える。
ただし、残念ながらBIGLOBEモバイルとのセット割引などは現時点で実施されていない。
しかし、WiMAXの料金にも格安SIMの料金にもベーシックコースの料金(200円/月)が含まれていることから、格安SIMとWiMAXの両方を契約している場合は片方のベーシックコースの料金分が差し引かれるので、実際には月額料金が200円安くなる。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEは、MVNEを挟まないドコモと直接接続しているMVNOだ。
もちろん、老舗プロバイダが提供している安心感もあり、回線速度はあまり芳しくなかった時期もあったが、不定期に回線増強して改善しており十分な帯域があるようだ。
例えば、データSIM3GBプランでは900円/月だが、もし光回線などでBIGLOBE接続サービスを利用していれば200円(ベーシックコース)割り引かれるので700円/月となる。加えて光☆SIMセット割を利用すると月額料金が最大300円割り引かれる。BIGLOBEユーザーは、すなおにBIGLOBEにしておけば良さそうだ。
また、6GBプラン以上の場合はで利用中は、BIGLOBE Wi-Fi(250円/月)が1ライセンス無料で利用できる。
BIGLOBEモバイルの格安スマホ一覧
機種名 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
ASUS ZenFone5 | 52,800円 | ZE620KL |
ASUS ZenFone4 Max | 19,680円 | ZC520KL |
ファーウェイ P20 lite | 29,760円 | |
ファーウェイ P20 | 69,600円 | |
ファーウェイ nova lite2 | 25,920円 | |
シャープ AQUOS sense plus SH-M07 | 39,600円 | |
シャープ AQUOS R Compact SH-M06 | 68,400円 | |
シャープ AQUOS sense lite SH-M05 | 29,760円 | |
モトローラ Moto G6 Plus | 38,640円 | |
モトローラ Moto E5 | 17,760円 | |
富士通 arrows M04 | 35,760円 | |
ファーウェイ MediaPad M3 lite 10 | 29,760円 | |
ASUS ZenPad 3 8.0 | 36,720円 | Z581KL |