BIGLOBEモバイルの評判
BIGLOBEモバイルは、老舗プロバイダーであるビッグローブが提供する人気の格安SIMだ。常に回線増強を繰り返しており評判もいいので常に格安SIMのシェアの上位にいる。
もともとBIGLOBEはNEC系列のプロバイダーだったが現在はKDDI傘下となっている。
そのため、auとは近い位置に存在しており、格安SIMとしてもNTTドコモ回線(タイプD)のみならず、au回線(タイプA)のプランも提供している。月額料金はドコモ、au共に同額となっている。
donedone(ドネドネ)は3Mbpsで50GB
BIGLOBEモバイルから、新しいブランドdonedoneが新登場し人気となっている。
これはドネーション型モバイルサービスと言うことで、料金の一部を社会貢献団体に寄付する仕組みになっているが、それよりは格安SIMとして回線速度が3Mbpsに制限されていることにより料金が格安となっている点が最大の特徴だ。
回線はau回線となっている。
料金プランは3種類ある。
ベーシックUプラン | カスタムUプラン | エントリープラン | |
---|---|---|---|
基本料金 | 2,728円/月 | 2,728円/月 | 0円/月 |
データ容量 | 50GB | 50GB | 50GB |
最大通信速度 | 3MB | 1MB 特定アプリは速度制限なし | 128kbps |
ベーシックUプランの最大3Mbpsの速さだと、YouTubeでHD720pの高画像が楽しめる。
カスタムUプランは最大1Mbpsの通信速度だが、対象10アプリの中から選んだ3つのアプリだけ通信速度の制限がなくなるプランだ(ただし50GBを超過したときには1Mbpsとなる)。
カスタムUプランは対象アプリ
- LINE
- YouTube
- ABEMA
- TikTok
- TELASA
- Spotify
- Amazon Music
- モンスターストライク
この中から3つ選べるが、それはいつでも変更できる。
1Mbpsだと心許ないところはあるが、3Mbpsの速度があれば十分だという人も少なくない筈だ。
YouTubeなど上記のアプリをメインに使うという人以外はベーシックUプランがおすすめだ。逆にいうとYouTubeさえ見れればいいという人はカスタムUプランを選べばいいだろう。
通信速度については最大3Mbpsと決して速くはないのだが混雑時でも速度低下しにくいように制御されているため他の格安SIMのような極端な速度低下は起こりにくくなっている。
なお、国内通話料金は22円/30秒と一般的な格安SIMの料金となっている。
エントリープランは、データ容量専用で最大128kbpsという低速だが無料で利用できる。バースト転送もなく、ただただ遅い回線だ。128kbpsといえば多くの格安SIMが容量を超えた場合の速度であるため、かなり用途は限られると思われる。
BIGLOBEモバイルの評判/料金プラン概要
BIGLOBEモバイルは、2021年2月19日に新料金プランを開始し、音声SIMが15~25%安くなった。
プラン | 音声通話SIM | データSIM | |
---|---|---|---|
SMSあり(A,D) | SMSあり(A,D) | SMSなし(D) | |
プランS(1ギガ) | 1,078円 | - | - |
プランR(3ギガ) | 1,320円 | 1,122円 | 990円 |
プランM(6ギガ) | 1,870円 | 1,727円 | 1,595円 |
12ギガプラン | 3,740円 | 3,102円 | 2,970円 |
20ギガプラン | 5,720円 | 5,082円 | 4,950円 |
30ギガプラン | 8,195円 | 7,557円 | 7,425円 |
BIGLOBEモバイルには、ドコモの回線を使ったタイプD、auの回線を使ったタイプAの2種類がある。
どちらのタイプを選んでも料金の違いはないが、SMSのないデータ通信SIMはタイプDのみとなっている。
音声通話SIMの場合は1GBのプランからあるが、データSIMの場合は3GBプランからとなっている。また、スマホセットの場合には、音声通話SIMであっても1GBのプランは選べない。
BIGLOBEモバイルの特長としては、後述するがシェアSIMの追加ができる点や口座振替ができる点だろう。
また、キャンペーンも積極的で、最初の3~6ヶ月はかなり安価な料金で利用できることも多いため、速度面などで不安がある場合でも比較的軽い気持ちで試してみれるのではないだろうか。
人気のプランは3GBのプランRで、通常は1,320円/月だが下記キャンペーンによって1年目は770円/月で利用できる
音声通話SIM特典キャンペーンで月額770円!
このキャンペーンによって、音声通話SIMの1GBや3GBのプランは月額770円で1年間利用できる。
今現在音声通話SIMで最も安いnuroモバイルの3GBのプランでも792円なので、1年間限定にはなるがBIGLOBEモバイルが最もお得なのだ。
加えて、クーポンコードを利用することで3,000円相当のクーポンも貰える。
BIGLOBEモバイルの音声通話SIMの最低利用期間は12カ月(サービス開始月の翌月を1カ月目として12カ月目まで)なので、とりあえず1年間はBIGLOBEモバイルを使ってみてはどうだろうか?
1年目 特典料金 | |
---|---|
プランS(1ギガ) | 770円 |
プランR(3ギガ) | 770円 |
プランM(6ギガ) | 1,320円 |
また、BIGLOBE家族割(2回線目以降)が適用される場合は毎月220円割り引かれる。家族会員としては最大4人まで追加でき、また、遠方に住んでいても構わない。
なお、光回線にビッグローブ光を利用する場合で、タイプDの3ギガプラン以上を契約すれば、「光☆SIMセット割」が適用され毎月330円割り引かれる。
ビッグローブ光でなくても、フレッツ光のBIGLOBE光パックNeo with フレッツ「ひかり」コースなどでも適用される。ただし、こちらは毎月110円の割引となる。
加えてBIGLOBEモバイル「ベーシック」コースの220円/月も割り引かれることとなるので、最大で毎月550円割り引かれることになる。
いずれもタイプAのSIMは適用外なので注意が必要だ。
BIGLOBEモバイルの評判/通信速度は遅い?
BIGLOBEモバイルは、格安SIMのMVNOの中でも頻繁に回線増強を繰り返している。
キャンペーンでユーザーを多く獲得しているという理由もあるだろが、老舗プロバイダらしくユーザーの捌き方は上手なのではないかと思う。
速度が遅いというのは、格安SIMだけの問題だけではなくて、プロバイダとして評価に繋がりかねない問題である為、その辺は気をつけて対応しているのだろうと思う。
時折遅いという評判が立つ時期もあるようだが、概ね速度面ではおすすめできる格安SIMだ。
BIGLOBEモバイルはタイプAがおすすめだが・・・
KDDI傘下のBIGLOBEモバイルなので、au回線のタイプAがおすすめだ。
キャンペーンなどにおいても、端末セットの特典金額がタイプDより大きいことがある。
また、ネットワーク帯域も常に増強しており回線速度の改善に積極的に取り組んでいる。
ただし、上述したが、ビッグローブ光やフレッツ光などの光回線を使用していて、尚且つ6GBプラン以上のプランに加入するのであれば、タイプD(ドコモ回線)の方が「光☆SIMセット割」が適用されるため、月額の割引が大きくなるメリットがある。
余ったパケットは繰り越しOK
余ったデータ通信容量は、契約プランの通信量を最大として、翌月に自動的に繰り越される。
例えば6ギガプランなら、最大6GBまでは翌月に繰り越されるため、翌月は最大12GB使えることとなる。
ただし、1ギガプランだけは繰り越し対象外となっている。2021年10月1日より①ギガプランも繰り越し対象となった。
BIGLOBEモバイルの評判/支払方法は口座振替でもOK
ビッグローブならではの最大の特長としては、口座振替に対応している点ではないだろうか。
一般的に格安SIMやWiMAXなどでは、支払方法としてクレジットカード以外に対応しているプロバイダはとても少ない。
口座振替は、不正利用などロバイダとしてもリスクが高いため、格安な料金を設定しているサービスでは利用しにくいのだ。
そんな中、ビッグローブは現在でも口座振替に対応しているので、クレジットカードを持っていない人にはおすすめしたい。
ただ残念ながら、新規にBIGLOBE会員となる場合に口座振替を利用できるのはデータSIMのみとなっている。音声通話SIMの場合は対応していないのだが、既存のBIGLOBE会員で口座振替を利用しているのであれば、引き続き口座振替で利用できる。
BIGLOBEモバイルならiPhoneも選べる
BIGLOBEモバイルでは、iPhone SEを選ぶことができる。
ちなみに、iPhone SE 64GBを選んだ場合を見てみよう。
端末代金は2,117円×24回払い=50,820円(税込)(端末代金は消費税の端数の関係で合計金額に誤差がある)だが、20,000円相当のポイント還元がある。ポイントは料金の支払い等に充当できる為、実質的には28,820円で購入できることとなる。
BIGLOBEモバイルの評判/BIGLOBEでんわでかけ放題
BIGLOBEでんわは、番号そのままでスマホからの国内通話料が半額になるサービスだ。国内スマホ通話料30秒20円が30秒9円になる。
相手先の電話種別は問わない。海外への通話は一律30秒20円(不課税)となる。
IP電話ではないので、高品質な通話ができる。
さらに、BIGLOBEでんわには、かけ放題オプションもある。
「BIGLOBEでんわ 3分かけ放題」は月額660円で「BIGLOBEでんわ」による3分以内の国内通話がかけ放題になる。
「BIGLOBEでんわ 10分かけ放題」は月額913円で10分以内の国内通話がかけ放題になる。
ただし、いずれもかけ放題の対象となるのはアプリより発信した国内通話のみとなる。
また、かけ放題ではないが、通話パック60/90というオプションなら、通話パック90は月額913円で1,782円分の通話(最大90分)ができる。同様に通話パック60は、こちらは660円で1,188円分となる。
BIGLOBEモバイルの評判/エンタメフリーオプションで動画や音楽が使い放題!
BIGLOBEモバイルは、エンタメフリー・オプションが大人気となっている。
このエンタメフリー・オプションに加入すると月額308円(音声通話SIM)・1,078円(データSIM)で対象となる動画や音楽サービスが使い放題になる。
ただし、3GB以上のプランに加入する必要がある。2021年10月1日より1GBプランにも対応した。
データSIMなら3GBプランが990円だから合計で2,068円/月ということになる。音声通話SIMの3GBプランなら1,320円+308円なので1,628円/月となるので、エンタメフリー・オプションに加入するなら音声通話SIMを契約した方がお得だ。
エンタメフリー・オプションの対象サイト(2021年9月現在)は以下の通りだ。
- YouTube
- ABEMA
- U-NEXT
- YouTube Kids
- YouTube Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- Amazon Music
- LINE MUSIC
- radiko
- らじる☆らじる
- dヒッツ
- RecMusic
- 楽天ミュージック
- dマガジン
- dブック
- 楽天Kobo
- 楽天マガジン
- Facebook Messenger
- au PAY マーケット
なお、各サービスの公式アプリ以外での再生は対象外になってしまう可能性があるので、ブラウザなどでは再生しないように注意したい。
FacebookやLINEなどのSNSは対象ではないのだが、動画や音楽サービスを利用する人なら、データ容量の大きなプランに変更するのとどちらが得かを検討してみてもいいだろう。
ちなみに、データSIMであれば、6GBが1,595円、12GBが2,970円なので6GB+エンタメフリーオプションの方が12GBを契約するよりは安いので、上記サービスの利用頻度の多い人はエンタメフリー・オプションに入った方が安心だろう。
また、エンタメフリー・オプションは専用の帯域を使っているため、対象サービスを利用中は速度が遅くなるが、対象外サービスを利用中は通常の速度のままだ。
セキュリティセット・プレミアム
BIGLOBEモバイルには、セキュリティセット・プレミアムという総合ウイルス対策ソフトのサービスが提供されている。
月額418円で様々なウイルス対策ソフトが使える。
ID/パスワード管理ツールまで使えるため、IDやパスワードを一元管理すると同時に自動ログインできるようにもなる。
大容量プランを検討するならWiMAXもおすすめ
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションの対象サイト以外で、沢山のデータ通信を行うのであれば、BIGLOBE WiMAX2+がおすすめだ。
LTEと比較すると、接続できるエリアは狭くなるが、「ギガ放題プラン」を利用すれば、ほぼ無制限でデータ通信を行える。
ただし、残念ながらBIGLOBEモバイルとのセット割引などは現時点で実施されていない。
しかし、WiMAXの料金にも格安SIMの料金にもベーシックコースの料金(220円/月)が含まれていることから、格安SIMとWiMAXの両方を契約している場合は片方のベーシックコースの料金分が差し引かれるので、実際には月額料金が220円安くなる。
ビッグローブモバイルの評判/BIGLOBEのGポイントの上手な使い方
ビッグローブモバイルを利用すると、Gポイントが貰えるが、Gポイントが一体に何の役に立つのか分からない人も多いだろう。
ここでは、Gポイントの上手な使い方を紹介する
Gポイントの使い方
- BIGLOBEの支払いに使う
- 他のポイントに交換する
GポイントをBIGLOBEの支払いに使う
Gポイントは、基本的にはBIGLOBEの支払いに使うことがおすすめだ。
1Gポイントが1円分となる。
例えば、音声SIMの3ギガを申し込んだ時に、3,000Gポイント貰えた場合、実質的には5ヶ月間無料で利用できることになるのだ(キャンペーン適用時)。
後述する他のポイントに交換する場合は交換手数料が必要になるが、BIGLOBEで支払いに充当する場合には手数料はかからないので、おすすめだ。
Gポイントを他のポイントに交換する
Gポイントは、他のポイントに交換することも出来る。
Gポイントの交換先
- Amazonギフト券
- nanaco
- Tポイント
- WAONポイント
- Ponta
- dポイント
- LINEポイント
- 全国金融機関
概ね等倍で交換できる。
例えばdポイントなら、100Gポイントが100dポイントに交換できる。
唯一の例外がamazonギフト券で、98Gポイントが100円分のギフト券に交換できるので、お得度が最も高い。
全国金融機関というのは、例えば、楽天銀行やPayPay銀行、ゆうちょ銀行、都銀などの口座に交換分が入金される。500Gポイントなら500円だ。
しかし、交換する際には交換手数料として5%必要となる。これに関してはポイント交換手数料還元対象サービスで対象期間内にポイント獲得することで手数料が還元される仕組みがあるので、上手に使えば交換手数料を無料にすることはできるが、サービス毎に還元率が異なるなど難解な部分もある。
そのため、Gポイントは素直にBIGLOBEでの支払いに充当するのがおすすめだ。
BIGLOBEモバイル
料金プラン
プラン | 音声通話SIM | データSIM | |
---|---|---|---|
SMSあり(A,D) | SMSあり(A,D) | SMSなし(D) | |
1ギガプラン | 980円 | - | - |
3ギガプラン | 1,320円 | 1,122円 | 990円 |
6ギガプラン | 1,870円 | 1,727円 | 1,595円 |
12ギガプラン | 3,740円 | 3,102円 | 2,970円 |
20ギガプラン | 5,720円 | 5,082円 | 4,950円 |
30ギガプラン | 8,195円 | 7,557円 | 7,425円 |
国内通話料:22円/30秒、9.9円/30秒(BIGLOBEでんわ)
SMS送信料:送信:3.3~33円/通 受信:無料
BIGLOBEモバイルのスマホ機種一覧
機種名 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
Apple iPhone 12 128GB | 93,588円 | |
Apple iPhone 12 64GB | 87,648円 | |
SHARP AQUOS sense6 4GB/64GB | 34,980円 | |
SHARP AQUOS wish | 25,872円 | |
OPPO Reno5 A | 36,960円 | |
OPPO A54 5G | 21,912円 | |
Xiaomi 11T Pro 8GB/128GB | 59,928円 | |
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | 38,544円 | |
Sony Xperia 10 Ⅲ Lite | 44,880円 | |
Motorola moto g30 | 25,660円 | |
Motorola moto e7 | 18,691円 | |
Unihertz Jelly 2 | 24,868円 | |
NEC Aterm MP10LN | 21,700円 |