日本通信の評判

日本通信の評判

日本通信は、日本における元祖MVNOだ。日本通信によれば世界初のMVNOだそうだ。すなわち昨今の格安SIMがあるのは日本通信があればこそというパイオニア的な存在だ。

日本通信には、現在、日本通信SIMとb-mobileという2つのブランドがある。

日本通信SIMの評判／料金プラン

日本通信SIMの料金プランは以下の通りだ。

国内通話料は専用アプリなしで11円/30秒となっている。

合理的シンプル290プランは「70分無料通話オプション(700円/月)」と「通話かけ放題オプション(1,600円/月)」を、合理的20GBプランは「通話かけ放題オプション(1,200円/月)」をそれぞれ追加することができる。

データ容量の繰り越しは出来ない。

ドコモ回線を使っているが5Gには対応していない。

なお、合理的シンプル290プランはとても安いが、後述するが注意点もあるので、契約する際にはよく考えてからにしてほしい。

また、eSIMにも対応している。ただし、eSIMの識別番号の管理方法がドコモやドコモ回線を使用している格安SIMと共通となっているので、ドコモ回線のeSIMとは併用できない。

日本通信SIMの評判／合理的シンプル290プラン

合理的シンプル290プランは、基本料金が290円の従量制の料金プランだ。

しかし、上限設定ができるため、安価に抑えたければ上限を低く抑えておけばいい。

上限は1GB～100GBの間の1GB単位で設定できる(初期値は10GB)。1GBに上限設定しておけば月額290円となる。

通話料金は専用アプリなしで11円/30秒と安いので、待受が主のユーザーには特におすすめだ。

専用アプリなしだがオートプレフィックスではないのでVoLTEに対応している。

もしデュアルSIMのスマホを持っているのなら、データ通信は他社のデータSIMを利用することで、「合理的シンプル290プラン」だけで対応するより安く抑えられる筈だ。

上限に達すると通信自体ができなくなるプランは他には存在しないので、よく考えてから契約した方がいいだろう。上限は月の途中でも増やすことは可能だが、上限変更はマイページで行うためデータ通信する必要があるので、WiFiなどで接続できる環境が必要だ。

合理的シンプル290プランと合理的みんなのプランとの比較

220円/GBなので、6GBだと290円＋1,100円＝1,390円となる。そこに70分かけ放題オプション700円を追加すると2,090円となる。

同等の内容である「合理的みんなのプラン」の料金は1,390円なので、単純に毎月6GB必要ならこちらを選んだ方が安い。

ちなみに、差額は700円なので月間2GB以内なら「合理的シンプル290プラン」の方が安い。毎月2GB以上(6GB以内)使うのであれば「合理的みんなのプラン」がおすすめだ。

ただし、「合理的みんなのプラン」の超過データ料金は275円/GBのためデータ量が増えるほど不利であるが、損益分岐点は19GBなので18GB以下なら「合理的みんなのプラン」の方が安い。

しかし、毎月8GB以上のデータ量が必要なら「合理的20GBプラン」がおすすめだ。

20GB(70分無料通話)で2,178円/月なので、もし8GBを毎月超えるようならこちらをおすすめする。

合理的シンプル290プランと合理的かけほプランとの比較

「合理的かけほプラン」と比較してみよう。

こちらはデータ量は3GBに、完全かけ放題が付いていて2,728円だ。

同内容を「合理的シンプル290プラン」で計算すると、290円＋220円×2＋1,600円＝2,340円となるため「合理的シンプル290プラン」の方が安い。

「合理的かけほプラン」でも3GB以上を利用する場合は追加料金を払うことで対応するが、こちらは275円/GBとなっており、「合理的シンプル290プラン」より高い。

このことから「合理的かけほプラン」を選ぶメリットはなく「合理的シンプル290プラン」がおすすめだ。

日本通信の評判・口コミ

日本通信の速度に関する口コミは、概ね良好だ。