DMMモバイルは楽天モバイルに!
DMMモバイルは2019年9月に楽天モバイルに買収されたことで新規受付が終了となった。今後は楽天モバイルを利用してもらいたいということだ。
ここ以降の記事は、旧DMMモバイルの内容となり、現在の内容とは異なる。
DMMモバイルの格安SIMはIIJがサポート
DMMはプロバイダ業を行っていない会社であるが、このような会社が健全にMVNOとして運営できるのか?という心配する人もいるのではないだろうか。
実際、プロバイダが運営する格安SIMと、そうでない会社の場合、混み合ったときの裁き方が、プロバイダ業を行っている会社の方が一日の長があるものだ。
では、DMMはダメなのか?というと、実はそうでもない。なぜなら、DMMmobileのMVNEはIIJだ。
MVNEを間に挟んでいる格安SIMの場合、MVNEのでき次第で回線速度などはかなり影響を受けるが、IIJは品質がいいこと有名であり、なにより日本国内のプロバイダの草分け的存在だから、やはり安心感は別格だ。
そのIIJがサポートしているのであれば、信頼していいだろう。
DMMモバイルの格安SIMはバースト機能?!
DMMにはバースト機能という特長がある(ただし、これはDMMというよりはIIJの特長とも言える)。
速度制限がかかると200kbpsになってしまうが、バースト機能があると、最初の少しだけ、LTEの速度で転送されるのだ。
これにより、メールのようなテキストなら、ほとんど転送が完了してしまうので、速度が遅くてもあまり気にならないという仕組みだ。
画像が多いと、あまり効果はないが、メールやLINEなどであれば、もうLTEがいらないのではないか?という気もするくらいだ。
DMMモバイルの格安SIMカードのその他の特徴
その他には、8GB以上のコースだけになるが、SIMカードを最大3枚まで持つことができる。データ通信だけなら、SIMカードを追加してもに月額料金は変らない。1人でタブレットやスマホなど複数端末を持つケースもあるだろうし、家族などとシェアするなど、様々な使い方ができそうだ。
余ったデータ通信量の繰り越しにも対応している。翌月までは有効で、翌々月には失効する。追加チャージ分については、翌月から3ヶ月後の末日までは有効となっているので、比較的気軽にチャージもできるのではないだろうか。
セット販売されるSIMフリースマホの種類が多いのも他社とは一線を画している。
DMMmobileの有料オプション
DMMモバイルでも、いくつかの有料オプションが用意されているので、紹介しよう。
DMM Wi-Fi by エコネクト
DMMモバイルには無料のWiFi接続サービスは無いのだが、Wi-Fi接続できるようになる有料オプションが用意されている。
それが、この「DMM Wi-Fi by エコネクト」だ。
DMM Wi-Fi by エコネクトは、月額362円で、日本全国の公衆無線LANのアクセスポイントが利用できる。
アクセスポイントとしては、BBモバイルポイントとWi2だから、格安SIMでは一般的だといえそうだ。
これもありがちだが、「Wi2premium」「Wi2premium_club」は利用できないため、アクセスポイントの数ほど使い勝手のいいサービスとは言い難い。
名称から分かるようにエコネクト社のサービスをそのまま提供しているようで料金も直接エコネクト社と契約した場合と同額だし、料金自体もとりたてて安いわけでもない。
DMMモバイルのオプションとして利用するメリットがあるようには思えず、もしWi-Fiが必要であれば、無料WiFiサービスの付いている格安SIMをおすすめしたい。
スマート留守電
スマート留守電は、留守電メッセージを文字として表示するサービスだ。
不在時に、スマート留守電のセンターに繋がり伝言を受信する。すると、その音声を文字変換してくれ、メールやスマート留守電アプリで確認できるようになるサービスだ。
音声は、mp3のデータが添付ファイルとして添付される。
また、宅配便などの電話番号の場合は、連絡先に登録が無くてもデータベースから検索してくれて表示される。
当然だが、留守電センターにわざわざ電話する必要はないし、メッセージを文字の確認自体にはメールの受信に要するパケット料のみだから、別途通話料などは不要のため海外などでも利用しやすい。
料金は、月額290円となっている。
タブホ
タブホは、OPTiM社が提供するサービスで、ビジネス誌から趣味の雑誌まで400誌以上、1,000冊以上の雑誌が読み放題になるサービスだ。
一度ダウンロードすると、7日間はオフラインでも読むことができる。
月額料金は500円となっている。
このサービスもWi-Fiオプション同様、他社と同額のため、このオプションのためだけにDMMモバイルの格安SIMを選ぶ必要はないだろう。
DMMモバイルの利用者がタブホを利用したいのであれば使える程度のサービスと思われる。
DMM光mobileセット割!
DMMではフレッツ光の光コラボレーションを使った光回線サービスのDMM光を提供している。
そして、そのDMM光とDMMmobileの両方を利用するとDMM光mobileセット割が適用され、毎月500円割引される。
DMMモバイルの解約方法
DMMモバイルには、DMMモバイルマイページというページがWEB上にあるので、その中で、解約することができるので、簡単だろう。なお、毎月の最終日には解約申し込みができないので、早めに申し込む必要がある。
解約した場合、SIMカードは返送する必要がある。